このところ、20年前の日本を舞台にした「ハゲタカ」を夢中で読み返している。当時の自分も、めちゃくちゃ、動いていたし、読書もしていた。小泉政権を背景にして、売国奴が暗躍し、次々起きた経済、金融の大激変をそれなりに行動もしたし、覚えているが、全くと言っていいほどの知識不足に、我ながら、ただ「悲しい」思いがする。
今なら、多少は「理解」もおよぶが、何せ20年前の話。「りそな」の破綻も足利銀行の破綻も覚えているし、栃木県まで出かけもした。夢、幻のごとき、昔話。
今年は、どうやら栗も数えるほどしか実を付けていない。棗が壊滅だというし、なり果物はマダラ模様。野菜もそうだったが、肝心な米も怪しい。経済指数は、4ー6戦後最低ではないか? 7ー9もそれに続く可能性があるし、実態は深刻だ。