「令和2年度(まだ、役所の年度は2年だ)福井市自主防災組織リーダー研修会」が、福井市防災センター2階の多目的ホールで開催され、研修の主目的は講演を聞くことだった。
題目は『私の3.11と明日への備え』と題して、東日本大震災 災害伝承語り部 の 草貴子女史。
宮城県仙台市在住で、主婦でありながら女性だけで町内会を立ち上げ、地区の連合町内会長として、様々な街づくりや避難所運営を携わってきた経験を話すはずだったが、まずはコロナの時期だから、ネットでつなげて画像を目の前のスクリーンに写す「リモート講演」の段取り。
オイオイ、講師は一人だが、100名ほどのただでさえむさ苦しいじじいばかりが、マスク姿で集まっている聴衆の方のコロナ対策は、単におでこの熱を図るだけでいいのか? と思ったが、まあ、コロナの時期を理由に、役所は大いに「節約」を心掛けているので、まあ、それはいいとして、で、昨日までは、何度も通信チェックしていたが、肝心の今日は、ほら、昨夜遅くの震度6強で、仙台も通信回線が混乱し、ネットがつながらない。
画像は諦めて、音声だけを聞く「講演」となったが、その音声が小さくなったり大きくなったりで、わかるような、わからないような。何というタイミングでの開催だろう?
結局、予定時間を30分以上短く、「公務」はさっさと終わりになった。まあ、お天気はいいし、暖かいし、何も問題はない。
私が幸運なのは、同席した副会長が、ついこの間まで、消防署勤務だったこと。世話役の関係者に知れ渡っているほどの人物。私より10歳以上若く、定年退職後の今でも、短時間は消防本部に勤務しているらしい。
我が地区に大災害が発生した時は、彼を本部長にして、対応すればいいのだ。よくよく、「頼みまっせ」と言い聞かせておいた。ほほほ。