コンビニと小さな本屋に寄って清八に向かったのだが、4時40分ではいささか早い。で、少し南に歩いて、足羽川の河原を見下ろす堤防に行ってみた。
久しぶりに足羽川の河原を見下ろすのは、懐かしい。大橋をカラフルな電車が通過する。
読書しながら、福井、そして世界の未来を友人と語る私の姿(ではない!)
確か料亭の跡地ではないだろうか? 最近、マンションが建ったようだ。駅は近いし、河原を望む景色はいいが、生活は便利だろうか?
で、話は焼き鳥例会。今夕は8名が集まった。1名は、一番元気ながら、奥歯が双方とも抜けて治療中だとか、このところ2ヶ月休みが続いている。で、今日は「水がに(ズボがに)」が解禁だとかで、見た目立派なズワイガ二の片肩5本が各自の前に並んだ。
その後、適当に焼き鳥を摘みながら、各自がおしゃべりと飲むのに夢中になっているとき、斜め前に座っていたはるちゃんが、目の前にきた「おでん」を美味しそうに食べている。そういえば、店内の黒板に今日のおすすめに「牛タン」「おでん」とある。
目敏いはるちゃんは、早速注文して、食べているのだろう、と眺めていた。私は、大きな塩むすびをちびりちびりとかじりながら、焼き鳥を食べ、ノンアルコールビールを飲んでいる。
で、随分経ってからだが、話に夢中になっていた副会長が、「ところで、俺のおでんはまだか?」と言い始めた。注文を受けた若いおねーちゃんはびっくり。とっくに出したはずだが、出す場所を少し間違えて、斜め前のはるちゃんの前近くに出してしまい、はるちゃんは、何の迷いもなく、我がものだと箸をつけて、黙々食べ切ってしまったと言うわけだ。
みんなが大笑い。まあ、私など、腹を抱えて笑ってしまった。おとぼけはるちゃんは、?を連発して、すっとぼけているので、またおかしい。大阪なおみの優勝決定戦をやっていたので、注意力散漫な副会長は「おでんは時間がかかるのか」などと思っていたと言うから、またまた笑う。
まあ、誰でも好きなものがあれば、注文して食べても、取り立てて幹事から責められる会ではないから、自由に頼めばいいのだが、頼んだ覚えもない物を目の前に出てくれば、すぐ食べてしまうのも、これまた、年だねえ?