まだ、雲が分厚くて薄暗い午前中だが、雪を残した中で隣の新築住宅の基礎工事が始まって、重機の音がする。雪が降るような雰囲気でないことは、屋根雪が時折音を立てて、滑り落ちることからも分かる。
金曜日の集団登校同伴散歩が終わると、私にも、気持ちの緩む週末がやってくる。朝のトイレに時間が長くなるのは、あまりにも司馬遼太郎の歴史観と見識が素晴らしいからだ。彼の考え方が、実に素晴らしい。
「素晴らしさ」を読み取り、感じるには、やはり物事の本質を見抜く「天才性」が備わっていなければならないのだが、本来、天才が談判履いて歩いているような私には、スイスイ読み取れ、感動できる。
従って、ついつい、トイレが長くなってしまう、と言う次第だ。
さあ、アホなこと言っていないで、ガレージ前の除雪をして、ちょっと100円ショップにでも、出かけてくるとしよう。
あ、天正12年4月13日(4.13は見たことあるような、何だっけ? あ、結婚記念日と友人の誕生日?)は、一向一揆衆が平泉寺の悪徳坊主ども8千300を相手に三日三晩戦い、6千と言われた坊舎を尽く焼き払って、長年苦しめられ続けた搾取支配から抜け出した勝利の日。以後、それを記念して、「勝山」と名付けたとか。