午前11時35分。福井県立博物館の見晴らしのいいガラスの向こうのテーブルに先輩社長の寛ぐ姿を発見して、カフェに入った。書類を届けるのに、二度かけても携帯電話に応じてこない。多分、聞こえていないのだろう、と想定し、私の通り道をちょっと脇にそれて、幾久の県立博物館の駐車場を見ると、案の定、先輩社長の車を発見した。
と言うわけで、カフェのこだわり美味しいコーヒーを飲みながら、本棚にあった「継体天皇の研究」本を脇に置いて、パラパラ見ようとしたら「まあ、嬉しい本を読んでくださること」と40代と思える美人のママさんが声をかけてくる。
何と彼女は「福井歴女の会」の会長さんで、有名人だと言う。しかも、コミック版「日本の歴史」、目下全75巻のうち、20巻以上の原作者でもあるとのこと。知らずに、好き放題おしゃべりしてしまった。
しかも、彼女は昔、少し縁のあった不動産業者の娘だと知って、「お父さんは元気ですか?」とも。
まあ、あちこち動き回っていると、この年になっても、世の中は驚くことが多い。
午後は予定通り、スノータイヤを交換してしまった! だって、お天気良好で、暇だから。