24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

南風と国家の衰退

2021年03月01日 | 日記

風は南風。どんどん、気温が上がる。さすがに今朝は、登校途中の住宅団地のガレージでスノータイヤを交換している人がいた。雰囲気として、もう、雪はたとえ降っても積もらないだろう、と思える。

今日は、午後1時30分から市役所の会議室で会合がある。午前中は、何もないが、デスクワークがある。あれこれ、考えるべき事項が多い。

で、1時少し前に家を出て、福井市役所8階の会議室に向かった。大学の先生がネット接続で座長の20名ほどの協議会。私は初出席だが、協議会は3回目。2時間たっぷり。資料を読んでいたら平成25年に「再生可能エネルギー法案」という法律が施行されている。

余談ですが、と断り、「再生可能エネルギーって、なんですか?」と座長の広島大学の経済学部の教授にたづねたら、「考えたこともない」とのこと。取りまとめた資料のあちこちに「再生可能エネルギー電気」と書いている。

風力や太陽光など自然エネルギーのことを指しているので、目下の協議の目的は「風力発電施設」のことだが、明治以来、再生可能エネルギー電気の代表は「水力発電」だ。科学的には「再生可能」なエネルギーなど、この世にはない。あくまでも自然界の力を利用して発電するクリーンエネルギーを言いたいのであって、風力発電といえども、機械装置にすぎないのだから、ぶっ壊れることもあるし、再生ではなく再建可能でしかない。

少しぶってやったら、多少認知度は上がったようだ。基本的に反対する理由は、我が地区にないが関係6連合会の隅っこに座っているので、うまくいけば、受益団体の仲間に入れる。

まあ、なんでも出席すると、あれこれ興味深い人間関係もできるから面白い。

驚くような、生暖かい南風が吹く。

 


山林防衛

2021年03月01日 | 気象

2021年3月1日(月曜日):[  4c/18c/20%  66.25Kg79.13Feeling  ]{getup0355} 晴れのち曇り

ついに3月に入った。今日など、十八度に気温が上がるとヤフーの予測。暖かいのは歓迎だ。温暖化で暑くなると様々な虫がとび回るので迷惑だが(昨日は、車の中にカメムシがいた!)寒いよりいいし、バナナの木でも育ってくれれば、毎日その下に寝転がって、バナナを食べて生きる。

まあ、それにしても、あの有吉でさえ、親戚筋から山を買ってくれ、といわれて困惑しているとか。日本の山は買い手がいない。里山も二束三文で放置されているし、相続も地境も不鮮明で荒れ放題。植林された何千坪もの山でさえ、買い手は不在。

ただ、そんな二束三文の奥山で水源があると思えるような遠い山に時折、買い手が現れる。中国人だ。水源を押さえるのは、深望遠慮な中国の国家戦略。尖閣諸島など、目眩しのお遊び。尖閣の上空を戦闘機で横切ったら、それこそ日本は大騒ぎになる。スイッチを入れたらテレビがつくほど、簡単な話。

山林を守るのは、国土防衛だという意味はそこにある。そのためには、林業を復活させなければならない。要は、経済問題。苗木の植樹などではない。山林とは、木を育てる場所。材木に値打ちが出れば、林業が復活し、山林に価値が出れば、地境問題も相続も荒れ放題も、水源問題も花粉症対策さえも解決に向かう。

まとわりつく小蝿のような記者質問に目くじら立てているようでは、国家ビジョンを語ることさえ無理だろうなあ。

さあ、また、退屈な残り人生の日々が始まるぞ。