風は南風。どんどん、気温が上がる。さすがに今朝は、登校途中の住宅団地のガレージでスノータイヤを交換している人がいた。雰囲気として、もう、雪はたとえ降っても積もらないだろう、と思える。
今日は、午後1時30分から市役所の会議室で会合がある。午前中は、何もないが、デスクワークがある。あれこれ、考えるべき事項が多い。
で、1時少し前に家を出て、福井市役所8階の会議室に向かった。大学の先生がネット接続で座長の20名ほどの協議会。私は初出席だが、協議会は3回目。2時間たっぷり。資料を読んでいたら平成25年に「再生可能エネルギー法案」という法律が施行されている。
余談ですが、と断り、「再生可能エネルギーって、なんですか?」と座長の広島大学の経済学部の教授にたづねたら、「考えたこともない」とのこと。取りまとめた資料のあちこちに「再生可能エネルギー電気」と書いている。
風力や太陽光など自然エネルギーのことを指しているので、目下の協議の目的は「風力発電施設」のことだが、明治以来、再生可能エネルギー電気の代表は「水力発電」だ。科学的には「再生可能」なエネルギーなど、この世にはない。あくまでも自然界の力を利用して発電するクリーンエネルギーを言いたいのであって、風力発電といえども、機械装置にすぎないのだから、ぶっ壊れることもあるし、再生ではなく再建可能でしかない。
少しぶってやったら、多少認知度は上がったようだ。基本的に反対する理由は、我が地区にないが関係6連合会の隅っこに座っているので、うまくいけば、受益団体の仲間に入れる。
まあ、なんでも出席すると、あれこれ興味深い人間関係もできるから面白い。
驚くような、生暖かい南風が吹く。