25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

春秋考

2021年03月25日 | 日記

池波正太郎は1923年生まれで、1990年、満67歳で急性白血病で死ぬのだが、60歳過ぎの晩年の「銀座日記」を読んでいると、実に落ち着いた気持ちになる。白血病は骨髄の癌で、急性白血病は自覚がなかったようだ。

赤血球が少なくなってくるのだから、病気の認識とそれなりの治療をしなければ、「最近、疲れやすい、食が細った」などと「老化」ばかりを意識する。自分は健康だと思っているのだから、純粋に「老化意識」だけの中で、作家として成功した晩年のさりげない日々が描かれている。

時々、針治療に出かけ、日々のスケジュールの一番に大好きな映画の「試写会」を書き込み、それを中心にして外に出かけ、そのついでに、立ち寄り先の蕎麦屋や食堂やレストランなどを巡り歩き、必要な買い物をしたりする。帰宅して、自分のペースで原稿を書き、知人の不幸や葬式、病気などを話題にして、日々を過ごしている。

「大丈夫、百まで長生きできますよ」などと言われながらも、そんな晩年の日々は10年となかったようだ。先日の養老先生の日々に比べて、池波正太郎の晩年は呆気ないものだが、多かれ少なかれ、晩年の日々は誰にも共通するものがあるような気がする。

一言で言えば、多分「孤独」だろう。家族や知人、友人が残っていても「孤独」を下着のように肌身につける。

さあて、朝の散歩タイムだが、空は曇っているし、子供たちは春休みだし、どうしようかな?
先日タネを植えた小松菜が、もう、緑の芽を出しているから、畑でも見てくる?

折り菜は元気。ほうれん草も元気

椎茸が羨ましい!


熱戦!敦賀気比

2021年03月25日 | 気象

2021年3月25日(木曜日):[ 8c/17c/60%  66.88Kg88.66Feeling ]{ getup0400 } 曇り

のんびり朝寝する予定で、昨夜は10時半までやっているNHKーBSの「刑事コロンボ」を見たのだが、結局、午前4時にいつものように起きてしまった。

くしゃみと鼻水が止まらない。起きて、洗面するとピシャッと止まって、スッキリする。その間、窓もドアも全開にしておくのだが、室温は15度ほどもある。一気に「春」がやってきている。いや、すぐに「初夏」気分の気温に変わる。

街中の桜通の桜も、足羽川堤防の桜も一斉に咲き始めている。この週末は一番の見頃になるだろう。福井市は「春満開」の春休み。役所の年度末。もうすぐ、新しい年が始まる。

身体も衣類交換も追いつけない老人だが、頑張って対応するしかあるまい。昨夕は、目の前の道路工事が終わってから、車の内部に掃除機をかけた。畑作業で汚れている。敦賀気比高校の熱戦をラジオで聴きながら。