「大きな志。そして小さな日常。」司馬遼太郎の白髪の立ち姿の写真を表紙にした新潮文庫 編の文豪ナビという薄い文庫を手に入れた。
表紙に書かれた文言が気に入った。全くその通り。小さな日常を積み上げてこそ(あるいは「しか」)、大きな志を達成することができる(あるいは出来ない)。
めちゃお天気はいいのだが、風が非常に冷たい。
午後1時30分集合、町内会館前。村人3名、市の職員2名、県の職員1名。それぞれ、長靴とジャンバースタイルで、3カ所の代表的な村の溜池を見て回る。道足の悪い、山の中を泥や枯れ枝、谷川の石ころなどに注意しながらほぼ、2時間余り歩き回った。余りの山の荒れようと、倒木に驚きながら、急勾配も多く、めちゃくちゃ疲れた。
太腿と腰が悲鳴をあげるほど、里山の山肌、小さな谷の出口に昔作られた溜池の現状は、往復が大変。溜池そのものより、環境の変化に驚くばかり。