最近、それ程重いとは思えないようなシーンで、Vueがよくレンダリング中にクラッシュするのですが、ふと見てみると、システム用ディスクWindows(C:)の使用領域を示すバーが真っ赤に なんと空き領域が全体の10分の一以下になっていました。
Vueをインストールしているのは容量の大きいアプリケーション用に新しく買ったマシンで、インターネットにも繋いでおらず、加えたアプリケーションは3つ程度、作成したデータは全て別パーティションの(D:)ディスクか外部メディアに保存しているので、使用量が増えるとしたら何かのキャッシュしか…と探してみたのですが、なかなか見つからず。
結局、1つ1つのフォルダのプロパティを見ながら地道に探してみたところ、一時ファイルを保存する「Temp(テンポラリ)」の「eon」というフォルダに20GB以上のデータが入っていることが判明 eon=e-on softwere…つまり犯人はVueが作業時に生成した一時ファイルだったようです。
後からある方の記事を読んだところ、Vueは毎回終了する時に一時ファイルを削除するのだけど、クラッシュで強制終了してしまった場合は削除のプロセスが実行されずに一時ファイル(1個のフォルダで2GBなんてものもあったり…)を残してしまうと分析されていました。
結局、頻繁にクラッシュする問題はまだ解決していない(デフラグがちゃんと実行されていなかったようなので現在デフラグ中)のですが、ディスクの容量の問題の方は解決できました。
ただし、この「Temp」が入っているフォルダって隠しフォルダなんですよね。なので、最初は一つ上の階層から見ると20GB以上あるのに、中を開けて全てのファイルを選択してみても合計で1GBも無い…なんて怪奇現象が。
あるバージョンのShadeでも、発生条件は異なりますが、同じように一時ファイルを溜め込むバグがあったようです。Bridge(Adobeのファイルブラウザ)とかですと、アプリケーション自体のメニューにサムネイル画像などのキャッシュをクリアする機能があるので、それと同じようになれば便利かも?
それにしても、隠しフォルダの中で見に覚えの無いデータが増殖してシステムのディスクを圧迫するなんて怖すぎます… もしロックマンが居たら調べにいって欲しいところですね。…ってなんだかウィルスみたい そういえば、シリーズ最終作のBEAST+で、蓄積されたデータから敵が生まれる(その名も「キャッシュ」)というお話があったような…。