コメント欄で花月さまに教えて頂きました、ピッコロさまのブログでの企画に参加いたします。
以下3作品を評価してみました。
メタルファイトベイブレード爆
ストーリー:5
シリーズを通してよくまとまっており、熱さ、コミカルさ、シリアスさが丁寧に織り交ぜられていました。キャラクターの配置、配分のバランスが良く、活躍できなかったキャラクターを後でフォローするなど消化不良がなく、満足できるシリーズでした。
キャラクター性:5
人物のデザイン、声、性格の魅力だけでなく、登場人物の殆どが大会出場選手のため、各々のホビーやバトルスタイルとの特徴づけが見事でした。ガンガンぶつかっていく人、どっしり構える人、サポートに徹する人、変な人など非常によく作りこまれていて、それぞれに魅力があります。そしてなんと言っても声優さんが怖いくらい豪華、バトルでの気合も凄かったです。
画:5
各話ごとに多少の個性はありましたが、バトルの展開や雰囲気が異なるのでそれぞれにいい演出になっていたと思います。キャラクターが激しく動くようなシーンは少ないですが、表情がどれも丁寧で印象的でした。
演出:5
どのお話も心地よい疾走感があり、「熱さ」と「丁寧さ」が丁度いいくらいに保たれていました。
音楽:4
主にバトルシーンで好きな曲は多かったのですが、バリエーションが少なく感じました。
総合的な評価:5
毎週とても楽しかったので。
爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア
ストーリー:4
全体としてはきれいに構成されていましたが、本筋のエピソードを殆ど主人公に担当させてしまったため他の仲間達に対しては「もっと見たかった」という物足りなさが残りました。後半の敵側の人間関係の変化はスリリングで見応えがありました。
キャラクター性:5
人物もそれぞれの特徴がはっきりしていて魅力的ですが、爆丸たちの個性の表現が特に良かったです。丸くて小さい生き物が渋い会話をするギャップが癖になります。
画:5
かなり不安定だった1作目との差が大きいからかもしれませんが、どのカット、どの表情も丁寧に描かれていた印象です。
演出:4
バトルは基本的に同じ動作の繰り返しなので、やや冗長に感じる部分がありました。日常場面との緩急は良かったです。
音楽:3
前作と共通する劇伴が多いです。雰囲気には合っていましたが、印象には残りにくいかな?
総合的な評価:5
敵味方共にどのキャラクターも好きだったので毎週楽しめました。
デュエルマスターズ クロスショック
ストーリー:3
クリーチャーの世界編は前半の丁寧な作りに対し、仲間が揃ってから最後の戦いまでが非常に駆け足で勿体無かったです。各エピソードの中での構成はしっかりしていました。
キャラクター性:4
シリーズ全体では非常に魅力的なキャラクターが多いですが、このシリーズに限定すると、人数がかなり絞られているため少し不足を感じます。
画:5
3Dですので、作画の基準からはずれてしまうかもしれませんが、シリーズを通してクリーチャー達の作りこみや効果演出が素晴らしいです。人物も3D化の初期と比較して格段に良くなり、表情や動作が手描きと遜色無いほどに自然に描写されていたと思います。
演出:5
バトルやクリーチャー達のドラマチックな表現が見事です。
音楽:5
シリーズを通してとても好きです。一切ソフト化していなのが非常に勿体無いです。迫力と繊細さのバランスが絶妙で映像にも良く合っています。
総合的な評価:4
過去のシリーズと比較するとインパクトは少なめでしたが、安定した作りだったと思います。