#9 This is Break Bomber!?
日本版:「これがブレイクボンバー!?」「イーストVSウェスト!」
タイトル通り、名試合の数々を飾ったブレイクボンバーが初登場するお話。ルリちゃんとダイキくんの試合はカットされています。珍しいルリちゃんのバトルだけに丸ごとカットなのはかなり残念。ペットボトルを放り投げて狙うのが簡単に真似できそうで危険だからかな。
「タイガー縄張り」は「Tiger turf」、「タイガー果たし状」は「Tiger letter of challenge」、「タイガーさらば」は「Tiger farewell」とダイキくん独特の言い回しはしっかり再現。ルリちゃんの事も日本版の「姫様」と同様「Princess」と呼んでいます。ダイキくんの手口に対するユキヒデくんの「お子ちゃまみたいな手」は「childish trick」となっていました。
ブレイクボンバーで勝利したカイトくんの「Thanks」(あざーす!)の声が日本語版そっくり! 前半はシュモンくん一番の活躍シーンもありますね。「連射のド素人」は「rapid fire amateur」、「これがプロとアマの違いだぜ!」は「This is the difference between in a pro and wannabe!」と英語版のセリフも輝いてます。Aパート(17話)ラストでの「I do not forgive you, Simon Sumiya!(許すまじ、蠍宮シュモン!)はナオヤくんが最初に見せた感情的な面として印象的。
試合を経て仲良くなるカイトくんとオウガくんのシーン好き。陸の王者は「King of the land」で海の王者は「King of the sea」かあ。カイトくんのプレイを真似するオウガくんが微笑ましい。高度なコントロール技を披露しながら「This is no big deal, really.」(大したことないですよ)と言ってのけるナオヤくんも格好良い。その後にしっかり「I am strongest control B-shot.」(僕は最強のコントロールビーダー)とも言ってるけど。そういえば、英語版でのコントロールタイプは「Precision」となっていますが、劇中でのセリフは色々ですね。ちなみにナオヤくんの生き甲斐である「コントロール」も「control」だったり「strategy」だったり。
「根性」は「fighting spirit」となっていました。カケルくんとダイキくんの試合は、カケルくんのテーマ曲の効果もあって勢いも熱さも素晴らしいです。こういう時、劇伴が変らないことの有難さを実感しますね。試合後のルリちゃんの美しいお礼も再現度高いです。ラストのスバルくんの「Yes...」(ああ)も本当に格好いい。
今回でCrossfire Vol.1は終わり。EDの映像は日本版と同様ですが時間が短いのでカケルくんがバルコニーに出る部分はカット。日本版と違い人数は増えないので、隙間が多く寂しい感じのままなのが少し残念。曲はオリジナルですが、切なげなメロディーで凛さんの歌に負けないくらい映像に合ってます。