お久しぶりのほのぼの編。
ここしばらく説明的な文章や謎の写真撮影(「今日はどんな日」の)に明け暮れてましたが、こちらのカテゴリーを書くのも好き。
楽しいです。
読んでるかたも楽しいと・・・いいんですが・・・(汗)。
さて小学2年生の夏坊ですが、日課のように毎日出るのが音読の宿題。1学期から続いています。
それも同じ文章を1回読むのではなく、2回3回、いやいや5回以上なんぞと言われて・・・。
「音読カード」なるものがあり、そこに日付と題名、回数を記入。
さらに、すらすらと、はきはきと、気持ちをこめて、の項目が並び、おうちのひとがそれに○をつけてサインしなければならないという念の入れよう。
先生がたの、音読にかける意気込みが伝わってまいります。
そんなに何度も読んでたら、かえって気持ちが入らないんじゃないの~?
毎日宿題にしなくてもいいのでは?
と、正直言って疑問に思ってもいたんですが・・・。
先日、自分で書いたプチうつ脱出編の「音読」の記事を読んでいて、突然気がついた。
も、もしかしてこれが先生がたの意図するところなのか・・・!?
コピペしてみますね。
>川島教授によりますと、音読しているときは脳の広い範囲が活性化するそうです。
細かくいうと、
・情報を統合して考えたり判断する前頭前野(前頭葉)
・言葉を理解するウェルニッケ野(頭頂葉)
・文字を見る視覚野(後頭葉)
・見えたものを調べる下側頭回(側頭葉)
・声に出した音を聞く聴覚野(側頭葉)
・・・が、活性化。音読、すごーい!
すごーい!って、自分で書いてますよ、私。毎日の宿題に文句言ってたくせに・・・。
音読が子どもの脳の発達にも効果的なのは明白。
とすると、学校側もこれを狙って音読の嵐を・・・? そうなんですか? 先生。
それはともかく。
夏坊は、気分がのっているときに気に入ったものを読むと、意外なくらい音読がうまい。
今日は「アレクサンダとぜんまいねずみ」を読んでましたが、児童劇団みたいな台詞回しでびっくりしました。
気分がのらないときは、酔っ払いオヤジのような出来栄えなんですけどね。
1年生の今ごろに読んでいたのが「ふたりはともだち」。
クラスで役を決めて読み合いをして、いちばん上手な子には先生の手作り賞状が。なんと夏坊、3学期のおわりに映えある賞状を持ち帰ってきました。
賞状の文面。「ベストがまくん賞。あなたは「お手がみ」のげきでがまくんを一生けんめいえんじ、みんなにかんどうをあたえました。これからもみんなのお手本としてこくごのおべんきょうをがんばってください」
連絡帳に記入されていた先生のお言葉。「哀愁あふれるがまくんの名演技を見せたかったです」。
がまくん・・・なるほど。かえるくんはありえないもんね。先生、ナイスキャスティング。
哀愁の名演技、私も見たかったなあ。
それにしても。音読の効果はわかったとして、聞いている側から言わせてもらうと、かわいそうな話を連日聞くのはちとつらい。
「泣いたあかおに」とか「きつねのおきゃくさま」とかですね。
これらは夏坊の心には特に響かなかったらしく、みごとな棒読みで。
感情こめて読まれるよりはましだったと思うけど、どんなに棒読みでもこっちは想像力を働かせちゃうし・・・。
しかも「きつねのおきゃくさま」なんて、たった1行でいきなりきつねが死んでしまうどんでん返し。
夕飯の支度しながら何気なく聞いていたのに、え~?? 今なんて言った?? さら~っと心なく読んだよね?(涙)。
詩なんかは聞いてて楽しいし、くり返し読んでも許せちゃいますね。
3年生になっても、音読の宿題って出るのかなあ。冬坊のときは出なかったと思うけど、3年前とは方針が変わっているかもしれませんね。
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