くろかみ
長からむ 心もしらず 黒髪の
乱れてけさは 物をこそ思へ
詠んだ人・・・待賢門院堀川(たいけんもんいんのほりかわ 女性)
詠んだ人のきもち・・・あなたがいつまでも
私を愛してくれるかどうか、わからなくて
けさは、黒髪が乱れるように、思い乱れています。
長からむ心・・・いつまでも長く続く愛情
けさ・・・朝。ここでは、夜の間に恋人と会っていて、
恋人が帰っていったあとの朝。
物をこそ思え・・・ここでは、恋に悩むこと