ちょっと時間がたってしまいましたが、国会議事堂を見学してきましたので、今回はそのお話を。
東京芸大に続いて、何してんのか、このおばちゃんは、と思われそうですが・・・。
去年あたりから、社会的な有名どころを実際に見ておきたいという欲求が、ふつふつとわきおこりまして、遅まきながら1人で社会科見学している次第です。
で、国会議事堂。予想以上にすてきな場所でした。
建造物として、本当にきれい! 西洋のお城や洋館が好きな皆さま、おすすめです!
あ、政治的意図はまったくありませんので、念のため~。
正面写真。逆光ですが、お城ふう。
壁って白いんですね。もっと茶色っぽいかと思ってた。
外壁。こういう感じであちこちに意匠があります。
中の見学ですが、最初に、建物の裏手にある受け付けで名前や住所を記入。1時間ごとに、グループで案内してもらえます。
私は11時からの回で見学しました・・・が、ここで大マヌケな出来事が。
受け付けを通り過ぎるといったん外に出るんですが、そこにずら~っと並んでいたのが、大量の小学生たち。
そっか、6年生の冬坊も、この間、校外学習してたもんね。この子たちに混じっちゃっていいのかな・・・ぼけっとそんなふうに思いつつ、いっしょの列に並んだ私。いや、ほかに大人もいたので、そういうものかと思って。
で、列といっしょにずるずると移動。広い敷地をなぜだかぐるーっと回って正面まで出ました。
写真どおりの美しい外観に感動しました・・・が、いつ中に入れてもらえるんだろうか。列も全然進まないし。でも入る前に手荷物検査するとか書いてあったから、それで時間がかかってるのかな。
気づけよ、このあたりで、と思いますが。かなりたってから、ようやく近くの大人に訊きました。
「あの・・・今から中を見学するんですよね?」
「いえ、終わって出てきたところです」
きゃー! マジすか!?
あわてて列をはなれ、今来た道を戻る私。が、小学生の列の最後尾にいたから、列をはなれてしまうと、まわりには人っ子ひとりいません。
だーれもいない敷地を黙々と歩き続ける、なぞの主婦・・・あやしすぎる。職務質問されたらどうしよう。
もう11時を10分以上すぎてしまったから、いまから受付に戻っても、きっと12時の回にまわされるよね。
それまで待たなきゃいけないのか・・・いったん外に出て、昼食でもとるべき?
と思いつつ、ようやく受け付け近くまでたどりついたら、警備のかたが立っていたので、子どもの列についていってしまった旨を説明しました。
田舎もん丸出しとはこのことですが、もはやそういうことは気にならない年齢に達しております(笑)。
そしたら、そのかたが電話で案内係の人に連絡をとってくれまして。
「ちょっと待っててくださいね」と親切に言われましたが、当然相手も忙しいので、ここでまたも時間が過ぎました。
その間にも、目の前を新たな小学生たちの集団が、ぞろぞろと通り過ぎていくのでありました・・・。
以下次号。