あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

幸せになってはならない世界

2018-04-17 22:35:02 | 
今日、昼前からお酒飲んで、たくさんの知らない男性と、電話で話をした。
いい加減な人もいれば負い目を感じるほど田舎のお祖母ちゃんみたいな温かい人もいた。
世界は本当に広いなと想った。
ふと、わたしは想った。
わたしは一体、だれを探しているんだろう?
幸せには、なってはいけないのに。
わたしは不幸せというものを求めているのに、本当に愛する人との結婚を求めている。
つまりわたしは、不幸せな結婚を求めて婚活している。
一体、だれがわたしを、不幸せにしてくれるだろう?
だれがわたしを、不幸せにできるだろう。
わたしを幸せにするのも不幸せにするのも、死んだお父さんしかいないのに。
でもきっと、死んだお父さんの生まれ変わりなら。
わたしはきっと幸せになるだろう。
幸せになってはならない世界。
わたしは何度生まれ変わっても。
幸せになってはならない世界。
わたしはあなたに愛される海になりたい。
幸せになってはならない世界。
あなたを独り占めにしたい。
幸せになってはならない世界。
あなたには永遠に辿り着けない。
幸せになってはならない世界。
わたしはあなたから愛されている。
幸せになってはならない世界。
お母さんはわたしのなかに生きている。
幸せになってはならない世界。
お父さんはわたしのそとに生きている。
幸せになってはならない世界。
水槽から跳ねた魚が干からびて死んでいた。
幸せになってはならない世界。
内は生。外は死。死を、生が包み込む。死は、生きていけないのですか。神よ。生の外は死。生は、本当に生きているのですか。神よ。死の外は生。死は生きていますか。神よ。
何故、幸せになってはならないのですか?
それはあなたが幸せになるためだよ。
な、あほな。