道端に咲くこのちいさな花の青にはただの雑草ではない気品を感じます
露草は移草や蛍草や月草とも呼びます
移草はいまも京友禅の下絵にこの花の青汁を使うからです
清流ですすぐとあとも残らずに消えます
蛍草は蛍を虫籠に入れたときこの草もいっしょに入れてやると露の滴でわずかしか生きられない蛍の命がすこしでも延びるという日本人の優しさです
月草は着物に触れるとすぐ色が着くから付き草(つきくさ)にかけてあります
あけ方の月光を浴びて咲きはじめるから月草(つきくさ)とも呼びます
万葉の昔からこの花は詠まれてきました
『月草に 衣は 摺るらむ 朝霧に 濡れての のちはうつろひぬとも』
※ 着物を月草(露草)の雫くで染めあげても、ひと夜を過ぎて朝霧の露に濡れたなら薄らいではかなく消えてしまうのでしょうか
意味を深く読むとなんてsexyですてきな詞なんでしょうね。。。
露草は移草や蛍草や月草とも呼びます
移草はいまも京友禅の下絵にこの花の青汁を使うからです
清流ですすぐとあとも残らずに消えます
蛍草は蛍を虫籠に入れたときこの草もいっしょに入れてやると露の滴でわずかしか生きられない蛍の命がすこしでも延びるという日本人の優しさです
月草は着物に触れるとすぐ色が着くから付き草(つきくさ)にかけてあります
あけ方の月光を浴びて咲きはじめるから月草(つきくさ)とも呼びます
万葉の昔からこの花は詠まれてきました
『月草に 衣は 摺るらむ 朝霧に 濡れての のちはうつろひぬとも』
※ 着物を月草(露草)の雫くで染めあげても、ひと夜を過ぎて朝霧の露に濡れたなら薄らいではかなく消えてしまうのでしょうか
意味を深く読むとなんてsexyですてきな詞なんでしょうね。。。