アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2011-04-12 09:51:15 | 絵本
「動物たちの謝肉祭 サン=サーンスの音楽に誘われて」(10分)
エイドリアン・ミッチェル他:詩
きたむらさとし:絵
四元康祐:訳
BL出版:発行

「謝肉祭」とは、キリスト教のお祭りのひとつで、「四旬節(しじゅんせつ)」と呼ばれる断食期間を前に、思い切り食べたり踊ったりして楽しむカーニバルのこと。

1986年、フランスの作曲家サン=サーンスは、オーストリアの小さな町で謝肉祭を迎えていた。
この時、友人が開いたコンサートのために作った組曲が「動物の謝肉祭」である。

この本は、それぞれの曲からイメージをふくらませて、現代の詩人が詩を書き、絵本作家きたむらさとしが絵を描いてできあがったもの。
CDに収められている演奏も、この本のために収録され、朗読は翻訳者みずからがおこなった。
現代に新しく誕生した絵本版「動物たちの謝肉祭」の世界を楽しんでみて!
(紹介文より)

<ロンドンの地下鉄の詩プロジェクト>
地下鉄車内に詩のポスターを掲載する活動。
より多くの人に詩に親しんでもらうことを目的として、1986年にロンドンで始められた。
アメリカの作家ジュディス・チャーネイクや、イギリスの詩人ジェラルド・ベンソン、シセリー・ハーバートらが活動の中心となり、世界中の現代詩から、シェークスピアやウィリアム・ブレイクらの古典詩まで、多くの詩が紹介されてきた。
プロジェクトは好評で、今では多くの国で同様の取り組みがなされている。

ページごとに字体が違うのが面白い。