アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2012-01-10 11:22:34 | 絵本
「景福宮(キョンポックン)」(5分)
イ・スンウォン:作
おおたけきよみ:訳
講談社:発行
2011.11第1刷(1900円)

景福宮は、朝鮮王朝(1392~1910)をおこした李成桂(イ・ソンゲ)が漢陽(ハンニャン、現在のソウル)に都を定め建設した。
何人かの王の時代を経ながら、殿閣の修復や新築が繰り返され発展したが、第14代国王宣祖(ソンジョ)の時代(1592年)に壬辰倭乱(イムジンウェラン、文禄・慶長の役)で焼失してしまう。
その後、第26代国王高宗(コジョン)の時代(1865年)に、高宗の父親である興宣大院君によって再建された。
しかし、1910年に日本の強制的な占領によって朝鮮王朝は崩壊し、勤政殿や慶会楼などを残して、大部分の殿閣類は日本人に取り壊されてしまった。
近年、いくつかの復元が進み、景福宮は本来の姿を取り戻そうとしている。

韓ドラの史劇が好きな人には馴染みある絵だろう・・・と思う。