アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2012-07-15 21:38:15 | 絵本
「ゆめうりふくろう」(3分半)
久留島武彦:作
遠山繁年:絵
幻冬舎リネッサンス:発行
2012.2第1刷(1300円)

久留島武彦は、明治から昭和にかけて60年間にわたり、日本各地を訪れ、多くの子どもたちに素晴らしいお話を語って聞かせてくれました。
そうしたお話の一つ、『よめうりふくろう』は、森に棲むふくろうが夜明け前に人里まで飛んで来て、そっと人間の子どもが見た夢を集め、その夢で森の動物たちを幸せにするというお話です。
神秘的でユニークな、そして心温まるストーリー展開で子どもたちを惹き込むこの作品は、彼の数ある代表作一つといえるでしょう。
(監修 後藤惣一氏 あとがきより)