朝日新聞朝刊番組欄の『平成テレビ史』というコラムでの⤴タイトル。
平成のテレビ、それはすなわちSMAPのことではないだろうか。
1996年4月15日、彼らの冠番組「SMAP×SMAP」、通称「スマスマ」がフジ系でスタートした。
(中略)
「スマスマ」の魅力は、ジャンル分けを超えた多面性にある。
基本は、歌ありコントありトークありの本格バラエティである。
だがそれに加え、レディーガガとの歌のコラボなどは、音楽番組も顔負けのクオリティーの高さだった。
さらに「スマスマ」は、時代を映すドキュメンタリーでもあった。
東日本大震災発生直後の2011年3月21日の生放送。
SMAPの5人は、視聴者から寄せられたFAXが一面に貼られたボードの前でいまできることを語り合い、「がんばりましょう」を歌った。
バブル崩壊、相次ぐ災害や事件の中で大きな不安を抱えることになった平成の私たち。
そしてそんな私たちに寄り添い続けた唯一無二のアイドル・SMAP。
それを象徴する場面であった。
※『芸人最強社会ニッポン』などの著書がある社会学者・太田省一氏が書かれています。
平成のテレビ、それはすなわちSMAPのことではないだろうか。
1996年4月15日、彼らの冠番組「SMAP×SMAP」、通称「スマスマ」がフジ系でスタートした。
(中略)
「スマスマ」の魅力は、ジャンル分けを超えた多面性にある。
基本は、歌ありコントありトークありの本格バラエティである。
だがそれに加え、レディーガガとの歌のコラボなどは、音楽番組も顔負けのクオリティーの高さだった。
さらに「スマスマ」は、時代を映すドキュメンタリーでもあった。
東日本大震災発生直後の2011年3月21日の生放送。
SMAPの5人は、視聴者から寄せられたFAXが一面に貼られたボードの前でいまできることを語り合い、「がんばりましょう」を歌った。
バブル崩壊、相次ぐ災害や事件の中で大きな不安を抱えることになった平成の私たち。
そしてそんな私たちに寄り添い続けた唯一無二のアイドル・SMAP。
それを象徴する場面であった。
※『芸人最強社会ニッポン』などの著書がある社会学者・太田省一氏が書かれています。