「あの子は ぼくらの スーパースター」(6分)
フラン・ピンタデラ:文
ラクウェル・カタリーナ:絵
せなあいこ:訳
2022.6初版第1刷(1600円)
ぼくたちのスーパースター、マダーニくんは いつも裸足。
時々思うんだ。
「もし、マダーニくんが ちゃんとしたサッカーシューズを履いたら、どんなすごいプレーをするかな」って。
大事な試合の前の日、「買い物に行ってくる」と言うマダーニくん。
「明日こそ、マダーニくんが新しいシューズで敵を蹴散らしてくれる」と思ったのに、試合に現れると、何といつも通り裸足!?
何か、読み終わりに胸がいっぱいになった絵本。
何が一番大切なのか、その優先権は人それぞれ違うのだ。