アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2025-01-14 09:46:38 | 絵本
「ジェインのもうふ」
アーサー=ミラー:作
アル=パーカー:絵
厨川圭子:訳
偕成社:発行
1971.3第1刷
2022.7102刷(1200円)

小学校高学年くらいで読むとちょうどいいのかなぁ~と感じた本。
全国学校図書館協議会とか、いろいろな所から推奨されている本のようだ。

子どもが小さい頃、眠る時に何らかのお守りがあったら速やかに一人で寝てくれる・・・という魔法の品があった。
ウチの場合も娘がそうだった。
当時、加入していた生協で買った、子ども用の薄いピンクの敷布団。
多分、お昼寝用か、お出かけ用の品だったと思う。
娘は眠くなると自らそこへ行き、ひとりですんなり寝てくれた。
その布団がある間は、寝ることに時間を取られることは無かったし、ダンナの実家に帰る時も車に積んで持参したものだ。

本の主人公、ジェインにとって、その品はピンクの赤ちゃん用毛布だった。
「もーも」と名付けたその毛布と、少しづつ距離が開き、完全にお別れが出来る日までのことが話になっている。
親子で読むのも悪くない(^^;

アーサー・ミラーさんは有名な劇作家。
初めて子どものために書いたお話らしい。