アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2009-09-27 16:59:52 | 絵本
「なけないちっちゃいかえる」(2分半)
エクトル・シエラ:作
やまうちかずあき:絵
すずき出版:発行
2004.6初版第1刷(1100円)

遠い国、コロンビアから10年前に日本に来ました。日本に来た時、私は29歳だったのに突然ちっちゃい子どものようになりました。日本語をまったく知らなかったからです。「ぼくはいつみんなみたいに日本語を話せるようになるのかな」とよく考えました。毎日毎日勉強して、気がついたときには難しい日本語で話していました。そして10年経って、日本語で絵本を出していました。あまり上手ではなかった私の日本語を「上手!上手!」と褒めてくれた日本語の先生や友人には、心から感謝しています。ムチャス・グラスィアス!(ありがとうございます)
時々、英語とスペイン語を教えます。でも普段、日本人の生徒は話そうとしない。褒めても、ネイティブのように話せないからと言って、自分らしさを出しません。日本語のなまりがある英語やスペイン語もとてもかわいいのに。外国の言葉を習いたいと考えているみなさんにも、「完璧でなくてもOK」特に「自分らしさOK」と伝えたいです。この本のメッセージは小さな子ども用だけではありません。
(作者まえがきより)


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