「ライオンの考えごと」(7分半)
増本勲:作
石橋正次:絵
ブックローン出版:発行
1992.12第1刷(1350円)
この童話は、古くからある「しりとり」遊び・・・文字くさりの、組み立てを上手に使った、愉快なお話です。
ライオンが、いばって次々に「しりとり」をして、動物を呼び立てますが、最後にコアラからライオンへ・・・つまり自分のところへ回ってきて、“ン”の字で始まる動物をさがさねばならない可笑しさは、なかなか面白いものです。
しかし、童話というものは、ただ面白いだけでは値打ちはありません。
この愉快な話を通して、作者が何を言おうとしているのか何を訴えようとしているかを、しっかりと突き止めなければなりません。
それが“本を読む”ということです。
(中川正文氏 書評)
増本勲:作
石橋正次:絵
ブックローン出版:発行
1992.12第1刷(1350円)
この童話は、古くからある「しりとり」遊び・・・文字くさりの、組み立てを上手に使った、愉快なお話です。
ライオンが、いばって次々に「しりとり」をして、動物を呼び立てますが、最後にコアラからライオンへ・・・つまり自分のところへ回ってきて、“ン”の字で始まる動物をさがさねばならない可笑しさは、なかなか面白いものです。
しかし、童話というものは、ただ面白いだけでは値打ちはありません。
この愉快な話を通して、作者が何を言おうとしているのか何を訴えようとしているかを、しっかりと突き止めなければなりません。
それが“本を読む”ということです。
(中川正文氏 書評)
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