アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-12-16 19:53:28 | 絵本
「すきなもの みっつ なあに」(4分)
ウェンディ・メドゥール:文
ダニエル・イグヌス:絵
やまもとみき:訳
化学同人:発行
2021.12初版第1刷(1900円)

ティプルは、おじいちゃんと おしゃべりするのがだいすき。
でも、おじいちゃんには きこえないみたい。
ママは「じかんをあげて」と いうばかり。
でも、ティプルはいま、おじいちゃんと おはなししたいのです・・・。

おじいちゃんは心を閉ざしてしまったのね。
その理由は、大好きなおばあちゃんの死?
一生懸命、寄り添おうとする孫の姿が優しい。

今日の絵本

2021-12-15 14:34:00 | 絵本
「おいかけっこのひみつ ーしましまとたてがみー」(13分)
いとうひろし:作
ポプラ社:発行
2020.1第1刷(1200円)

弱いものを追いかけるのが大好きな足の速いライオンと、誰に襲われてもつかまらない足の速いシマウマが、追いかけっこを始めたら・・・・・、とんでもないことが起きてしまったのです!
そしてライオンとシマウマが知った大事な秘密とは?

いとうひろしさんの絵本には常に「思いやり」がベースにある。

今日の絵本

2021-12-14 15:52:37 | 絵本
「リスとアリとゾウ」(9分)
デイジー・ムラー・スコヴァー:作
関沢明子:訳
BL出版:発行
2006.5第1刷(1600円)

ゾウがくるりと一回りできるくらいの穴の中で、リスとアリとゾウは一緒に暮らしていた。
ゾウにとって小さいものは、アリにとって大きすぎて、何か楽しいことをリスが見つけても、一緒に楽しめることがない。
それでもさんにんで暮らしている訳は・・・!?

今日の絵本

2021-12-14 11:14:27 | 絵本
「キツネ 命はめぐる」(4分半)
イザベル・トーマス:文
ダニエル・イグヌス:絵
青山南:訳
化学同人:発行
2021.10初版第1刷(2090円)

『死んだらどうなるのでしょう?』という問いかけは最後のページ。
キツネとモミの木とキノコは、見た目は全然違うけど、でも、同じものでできている。
命をつくっているものは同じなのだ。
の話で成り立つこの絵本。
林の中に住むキツネの母子が受ける命の絆。
自然界では、無駄になるものはひとつもないのです・・・という言葉は重い。

今日の絵本

2021-12-14 11:03:45 | 絵本
「わたしはみんなのおばあちゃん」(5分)
ジョナサン・トゥイート:文
カレン・ルイス:絵
真鍋真:訳
岩波書店:発行
2019.7第1刷(1700円)

副題が『はじめての進化のはなし』。
可愛いイラストでわかりやすく話が進む。
最後に詳しい解説のページが充実の5ページ。

>進化はヒトをめざしてきたわけではありません。
>生きものの系統樹を旅してみると、みなさんは恐竜やクジラになっていたかもしれなかったことも感じていただけるとうれしいです。
(訳者のことばより)

今日の絵本

2021-12-13 16:10:20 | 絵本
「とんかちくんとのこぎりくん」(3分)
中川ひろたか:作
渡辺有一:絵
学習研究社:発行
2007.7第1刷(1200円)

シュモクザメとノコギリザメのお話。
本当はもっと違う生態のような気もするけど(^^;
結構な悪役、にされてない!?
だけどユニークな形を生かせる場所が見つかってよかった!

今日の絵本

2021-12-13 10:34:02 | 絵本
「よかったなぁ、かあちゃん」(4分半)
西本鶏介:文
伊藤秀男:絵
講談社:発行
2009.8第1刷(1500円)

あと4,5年経つと、5人に一人が認知症になると言われている。

公園で遊ぶ3人の男の子。
その姿に幼くして亡くなった息子の姿を思い浮かべるおばあさん。
そっと横に付き添うおじいさん。
見守るには限界がきて、ある日おばあさんは入院することになる。

最初は事情を知らず、遊びの邪魔になると疎ましく感じていた子どもたちが、やがて優しい気持ちを持ち、去っていくおばあさんに声をかけた一言が胸を打つ。

実は、うちの夫の母も認知症専門の施設に入居中だ。
コロナ禍で永らく会えていないし、会えたとしても何もわからない状態だ。
まだそこから趣味のカラオケ教室に、送り迎えしていた頃、別れ際に振り向き私の名前を呼んだことがある。
その時の義母の表情はいまだ忘れられない。
「おかあさん・・・」
私も、もう一度呼んでみたい。

今日の絵本

2021-12-13 10:28:31 | 絵本
「ようこそ あたらしい ともだち」(5分)
リチャード・スキャリー:作
木坂涼:訳
好学社:発行
2020.12第1刷(1400円)

ある日、うさぎくんが穴の中で見つけたひとつの卵。
生まれてきたのは・・・誰!?
ビーバー!?リス!?カモ!?
みんなはそれぞれ自分に似ているような・・・気がします。
そして翌日、正体判明!!!
さあて生まれてきた子は誰だったのでしょうか!?

今日の絵本

2021-12-12 09:00:49 | 絵本
「おそらにいった たいせつなともだち」(3分)
ドーン・マクニフ:作
パトリシア・メトラ:絵
みずのゆきこ:訳
化学同人:発行
2021.10初版第1刷(2090円)

副題が『アルフィーからのおてがみ』とあり最後に犬の足跡。
お空の犬になったアルフィーからイジーに手紙が届く。
新しい住所は、空の上にある犬の天国、一番素敵な雲の上。

今日の絵本

2021-12-11 11:35:09 | 絵本
「はらぺこ横綱」(8分)
宝井琴調:文
ささめやゆき:絵
福音館書店:発行
2021.4初版(1210円)

講談絵本。
御飯を食べすぎて相撲部屋を首になった力士。
死のうと思い、その前に腹いっぱい食べようと立ち寄った宿屋での出会いが奇跡を生む???