アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2024-02-11 11:38:29 | 絵本
「おっちょこちょいのオットさん」(4分)
土屋富士夫:作
佼成出版社:発行
2015.2第1刷(1300円)

オットさんは、とっても おっちょこちょい。
そのせいで、毎日失敗ばかりしています。
でも、おっちょこちょいも、悪い事ばかりじゃない気が・・・(^^;
失敗、失敗、そして成功!?
心配だったアレの件も、最後のひとコマにて疑問回収!
何だかホッとした。

今日の絵本

2024-02-10 15:13:03 | 絵本
「クモのシルバーくん」(3分)
すみもとななみ:作
絵本塾出版:発行
2022.7初版第1刷(1400円)

風に乗って旅をするクモのシルバーが辿り着いたのは、海辺の小さな美術館。
シルバーは糸で作品を作る楽しさを知ります。

素敵な人との出会いと別れ。
そして利用されて疲れ果てるシルバー。
芸術にはゆとりと優しさが必要なんだよね。

今日の絵本

2024-02-09 13:33:32 | 絵本
「ヤマネのぼうやは ねむれない!?」(5分)
ザビーネ・ボールマン:文
ケルスティン・シェーネ:絵
若松宣子:訳
ひさかたチャイルド:発行
2021.11第1刷(1430円)

そろそろ冬ごもりの季節。
ヤマネのぼうやも眠る頃です。
「世界で一番長く眠るのがヤマネなの。
眠らないヤマネは、ヤマネじゃないわよ」って、ママは言うけれど、ヤマネのぼうやは眠れません。
そこへ、動物たちが次々にやってきて・・・。

最後のページで『ねぼすけヤマネのお話』というタイトルで、湊秋作氏が写真付きで解説されている。
ヤマネはドイツでは「ジーベンシュレーファー」と呼ばれ、意味は「よく眠るもの」。
ロシアでは「ソーニャ」と呼ばれ、意味は「ねぼすけ」。
日本では漢字で「冬眠する鼠」と書いて「冬眠鼠(やまね)」と読むらしい。

ちなみに…絵本の中のヤマネのぼうやは、とっても愛らしい。

今日の絵本

2024-02-08 16:29:13 | 絵本
「みたら みられた」(1分)
たけがみたえ:作
アリス館:発行
2021.1初版(1500円)

タイトル通りのお話で、「見た」と「見られた」の繰り返し。
誰を見たのか?
誰に見られたのか?
見たから見られたのか?
ページをめくってからのお楽しみ!

今日の絵本

2024-02-07 15:33:48 | 絵本
「雪の上のなぞのあしあと」(6分半)
あべ弘士:作
福音館書店:発行
1989.3初版
1997.2かがくのとも傑作集第1刷(863円)

動物園の飼育係のぼくが経験した、ある冬の夜に起こった不思議な事件のお話。
雪の上についた不思議な足跡!?
誰の?何のために?
他の飼育員さんも集合し、みんなで謎解き(^^;
答えがわかると・・・・・

今日の絵本

2024-02-06 10:45:55 | 絵本
「いちばんどり いちぬけた」(2分)
日隈みさき:作
あかね書房:発行
2019.1初版(1300円)

昨日の絵本は「あ」がポイントだった。
今日の絵本は「いち」がポイント・・・たまたま(^^;
「いち」「イチ」が付く言葉っていっぱいあるけど、話の随所に上手に入れてある。
でも私が良いと思ったのは「いち」ではなくて、このニワトリたちの思い切りの良さ。
こんな風に切ってしまいたいことってあるよね。
戻って来たのはニワトリたちの優しさで、私ならそのまま逃げたいと思うけど💧

今日の絵本

2024-02-05 15:06:56 | 絵本
「あのほん」(2分)
ひぐちみちこ:作
こぐま社:発行
2020.3第1刷(1200円)

『あ』の文字だけ色違いでサイズもデカいので、「あの」「本」ではなく、「あ」の「付く言葉の本」である。
生まれて三カ月目のあいちゃんが、「あ」「あー」「あ~」と言いました。
あいちゃん、何て言ったのかな?と考えるところから話が始まります。

>「あ」から広がる世界があるように、子ども一人ひとりにも「今」から広がる豊かな世界がありますよ。
と、作者が『毎日頑張っておられるお母さんたち』へ、エールを送っている。


今日の絵本

2024-02-04 11:24:36 | 絵本
「あめがふってきたよ」(2分半)
メアリー・サーフォゾ:文
ケイコ・ナラハシ:絵
木坂涼:訳
徳間書店:発行
2023.5初版(1700円)

擬音語が多い絵本。
色んな音を楽しむことができる。
そんな音なの?とか、そこは違うよ~とか、ツッコミも入れたりして(^^;
雨の日が楽しくなりますように!

今日の絵本

2024-02-03 16:27:20 | 絵本
「いろいろ おにあそび」(8分半)
加古里子:作
福音館書店:発行
1999.8かがくのとも
2018.10かがくのとも絵本第1刷
2018.11第2刷(900円)

「オニ」が出てくるお話ではなく、いろんな「おにごっこ」の遊びの話。
子どもたちが楽しそうに、次から次へと「おにごっこ」を展開していく。
知っているのもあれば、知らないのもある💧
だけど、こんなに元気に走り回れる場所が減ったよね(^^;

今日の絵本

2024-02-02 16:13:27 | 絵本
「ぼくの とっても ふつうの おうち」(4分半)
コンスタンチン・ザテューポ:作
藤原潤子:訳
かけはし出版:発行
2023.12初版第1刷(1800円)

作者は、ベルリンで絵本作家として活動されているが、生まれはモスクワだ。
2022年、ロシア軍によるウクライナ侵攻開始後は、アートイベントや学校、路上で、家を追われた子どもたちと日常的に交流している。
日本での出版は本書が初めて。
(略歴より引用)

日本人の幸福度指数が低い報道があるけれど、それは基準をどこに置くか、って話じゃないだろうか。
国内でも年明け早々の災害で帰る場所を失った人がたくさんいる。
世界的に見れば、寝る場所と食べる物という、最低限の権利すら確保できない人がどれだけ存在することか。
下を見ればキリがないと言われるが、上を見てもキリがないのだ。