日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

どうやって計算してますか?

2015-10-31 21:15:25 | 発達応援
 前に乗っていた車が突然動かなくなった辺りを
夕方18時半過ぎに車で走りました。

 もう、真っ暗闇でした。
すると、なんと、立派な角を持ったシカが道路の真ん中にいます。
車のライトで、パッシングしてもなかなかどきません。
堂々としているのか、鈍いのか。

 やっと、悠々と山のほうへ向かって歩いて行ってくれましたが、
じーっと、こちらを見ていました。

 また、10分ほど車を走らせると、
どどどどっと、2匹のイノシシ!

 急ブレーキを踏んで、寸でで止まれましたが、
イノシシも驚いたのか、中々、道路を渡りきれません。

 シカに、イノシシに、次は猿か?
もしかして、こちらでも出没情報があるアライグマか?と走りましたが、
何事もなく、家に着きました。

 野生動物も冬ごもり前で、活発なのかもしれませんね。

 ドライブ中、何かの話しから、足し算の話しになりました。

 たとえば、「7+4」という計算をするとき、
どういう風に頭の中で処理しているか、という話になったのですが、
私と旦那どんでは、ちょっと、いや、だいぶ、頭の中に浮かぶ風景が違いました。

 旦那どんは、「7+4」を計算するときは、
頭の中に「7+4=11」とパッとカードのように浮かぶそうです。
他の一桁どうしの計算も同じような感じで、
「8+5=13」「8+7=15」と浮かぶそうです。

 私はというと、
「7+4」とだと、4から3が消えて、残りが1になって、
「11」という風な映像が浮かびます。

 要するに、7という数字をまずは、10に変えるために4から3がなくなって、
残りの数字1だけが頭に浮かぶ感じです。

 しかし、その時の4は、数字ではなくおはじきのような○で「○○○○」と浮かんでいて、
そこから「○○○」と3つの○が消えて、「○」となる、
そんな感じのイメージが頭に浮かんでいます。

 これは、「8+5」「7+5」などでも一緒なのですが、
「8+7」「6+9」と足す数字が大きくなると、
「8+7=15」「6+9=15」という風に、旦那どんと一緒でカードのように浮かんできます。

 ○だと数が多すぎて、ごちゃごちゃになる辺りからは、
自動的にするようになる感じでしょうか。

 それにしてもなんとも、算数ができない私らしい、
まどろっこいイメージだなぁ、と自分でも笑ってしまいました。

 旦那どん曰く、
「子どもの頃に間違いやすいぞ、と思って、
九九を覚えるように計算プリントなんかしていないときも、
8+5=13、7+5=12、8+7=15…と頭の中で唱えてて、
自動的に浮かぶようになったんじゃないかな。」とのこと。

 私の場合は、
少ない数字だと、数字よりも具体物のほうがイメージしやすくなったのだと思います。
だから、4や5を足す場合は○で数の移動が始まって、
7や8、9になると、○ではごちゃごちゃしてしまうので、
暗記することに努めたのだと思います。

 「突撃!あなたはどうやって、計算してますか!?」
聞いてまわったら、案外、面白いかもしれませんね。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふわふわな数。

2015-10-30 21:37:44 | 発達応援
 鹿児島市内には路面電車が通っているのですが、
今日は、はじめて「運転手の交代」というのを見ました。

 もう、あと1駅で終点なのに、
途中の停車駅で、別の路面電車と行きあい交代。

 「ぼくも、あっちの電車を運転したいのだ!」とか、
「ト、トイレ~~~」とか、と私の頭の中で妄想が広がる中、
何事もなく、運転手の交代は終了しました。

 それにしても、どうして、わざわざ途中で交代するのか!

 今日は、年中さんとのフォイヤーシュタインでした。
フォイヤーシュタインとは別ですが、
「ああ~、子どもって、こういう場面で数を数えて、
引き算、ということを意識しないで減っていくということを知っていくのだなぁ~と、
感心する場面がありました。

 A4の紙に12の枠があり、1枠ずつ問題があります。
それをひとつひとつ解いていく中で、残りが8問になったときに、
「1,2,3,4,5,6,7,8」と子どもが数えました。

 そして、ひとつ問題が終わるとまた、
「1,2,3,4,5,6,7」と数えたので、
「1問解いたから、残りは7問だね。」と私が言葉をかけました。

 さらに、ひとつ問題を解いて、
「1,2,3,4,5,6」と子どもが数えたので、
「また、1問解いたから、残りは6問だね。」と言い、
ひとつ解いては、「1,2,3,4,5」「1問解いたから、残りは5問ね。」
ひとつ解いては、「1,2,3,4,」「1問解いたから、残りは4問ね。」
   ・
   ・
ひとつ解いては、「1」「1問解いたから、残りは1問ね。最後の問題ね。」

 そこまできたら、なんというかなぁと思っていたら、
「おわり!なーい!」と言ってにっこりしていたので、
「ないね、ゼロ!」というと、「?」という顔をしていました。

 数がわかる年頃になると、
このように1つ問題を解いていくと、残りの問題が減っていく現象を
こんなに不思議そうに、楽しそうには数えないのではないでしょうか。

 まだ、ふわふわと柔らかい、数の概念がかたまりきれない、
子どものときの貴重な場面を見せてもらったなぁ~、
そんなフォイヤーシュタインのひとときでした。

 そして、大人から見たらわかりきっていると思える、
子どものこの、わかりきったことをしつこいくらいにやりきる感じが
学習の土台をつくる、とても大切なことなんだろうな、と思いました。

 そんな中で、子どもの言葉にならない不思議そうな口ずさみに、少しだけ言葉を添えると、
子どもの違う扉を開けるきっかけになるかもしれません。

 「解ける、解けない」「できる、できない」ではない切り口で、
子どもの様子を見ることも近くにいる大人の大切な役割ですね。

 
  

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失敗もする!

2015-10-29 20:28:46 | 日記
 毎日、布団を日向に干して、
夜になると、日向くさい布団の匂いを嗅ぎながら寝るのが至福のひとときです。

 寝るときには、今夜のからだの接地感は…と「風船ワーク」なるものをするのですが、
足の開き具合、ふくらはぎと布団の接地感、膝の接地感…、と
この辺から上にいったことのない寝付きの良さなので、
日向の匂いも味わうほどもなく、寝落ちしています。

 単純な構造な私には感じられない、からだの繊細さって多いよなぁと思うことです。

 今日は早朝の仕事が休みの日でした。
休みなのだけど、「あ、もう、7時だから冷蔵と農産積んでるな。」とか、
「8時半かぁ、もう冷凍積込んだかな」とふと時計が目にはいるとそんなことを思います。

 私に限らず、他の同僚も休みのときは時間を見ると、
「今、○○してるころだなぁ~と思っちゃう」、と言っているので、
体力勝負な部分もある仕事なので、結構、みんなのまとまりが良い感じです。

 そんな同僚のひとりで「明日、来ないんだね、失敗しないようにするね。」と
休みの前日には、必ず声をかけてくれる人がいます。

 ちょっとした失敗から大きな失敗まで、ひとつひとつをよく覚えている人で、
本人は「○月○日は、●●の日」と、自分の失敗を記念日のように覚えていて、
二度と、同じ失敗はしないぞ!と思いながらも失敗して、
眠れなくなるという、なんとも難儀な資質を持っている方です。

 「失敗する日もあるし、しない日もあるよ」と、
その同僚にいうと、とても驚いた顔をしていて、
「みんな、失敗もあるの?」という、
こちらがびっくりするような返事がかえってきました。

 同僚によると、他の人は失敗しているとは思えないといいます。
その理由は、態度が変わらないからだそうなのです。

 たしかに、その同僚は何か失敗すると、
うわごとのように失敗するつもりではなかったが失敗した、と理由をぶつぶつ呟き、
そののべつにぶつぶついっている呟きを「うるさい!」と言われ、
連鎖反応のように他のことでも失敗する悪循環をやってしまうことがあります。

 他の人は、黙ってるし、わからない上に、
自分は失敗はするし、「うるさい!」といわれるしで、
反省もしてるのに、なんか、損してるな、としょげてしまうそうです。

 そんな話しを一緒に荷物を積み込みながら、
ずっと呟いていることがあるので、
「失敗はあるけど、次、同じ失敗しないように心がけるだけ。
そうやって、呟いてると集中せんから、荷物おとすよ!」というと、
我に返って、「だよね、気にし過ぎだよね。あ~、でも気になる」と言いながら、
「はい、黙ります!」と一生懸命切り替えようとされています。

 失敗して、「ごめん!」と言って、
そのあとは、心の中で「次から気をつけよう!」と思っているものよ。
いちいち、言葉にして、ひとりひとりを捕まえていう訳でないけど、
他の同僚に対しても、「迷惑かけたね、ごめん!」って思ってるんだよ~。
他の人も、失敗した人が落ち込んでるな、と思うから何も言わないし、
むしろ、いちいち「ごめんね、あれはね…」と言われるほうが、
「もういいから!」と思うよね、ここでの仕事では。

 そんな話しをすると、
「ここでない仕事のときは、どうすればいいの?」という返事。

 思わず、
「知らんがな。」といってしまいました。

 半世紀以上を、こうやって過ごして来た同僚の
「ここの仕事は、生まれてはじめて、1年続くかもしれないの」という、
少し嬉しそうな顔をしていうのを聞きながら、
あと、約1ヶ月で1年になるその日まで、無事に仕事ができるように、と
少しだけ、応援する気持ちにもなります。

 失敗は誰でもするものよ~。
態度に出さなくても。みんな「ああ、やっちゃった~!」って思ってるのよ~。
そこを、みんなでカバーしようぜ!ってチームワークがあるのが、
今の同僚のメンバーよ~。
メンバー変われば、仕事は一緒でも、雰囲気も変わるのよ~。
…そんなことを同僚が実感してくれたらな、と思いながら、
早朝仕事必需品のグローブをリュックに詰め込んだ夜でした。

 
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランポリーン!

2015-10-28 21:14:13 | 日記
 近所の庭では、ホトトギスの花が盛りで、
庭から道路際にひょこひょこ顔を出しています。

 紫とまだらに白い点が混在する色といい、
花の形といい、複雑な花ですが、この花を見ると秋だねぇと思います。

 今年はまだ、萩の花を見ていませんが、
もう咲いているのかなぁ、それとも散ってしまう頃かなぁ。

 先日、トランポリンの体験会に行ったのですが、
楽しかったので、トランポリン教室に通うことにしました。

 今日はその1回目でした。
まずは、前転、後転、開脚、倒立(支えあり)、ブリッジなどで体ほぐし。
倒立は、得意だったのに足が上がらなくなっていてショックでした。

 そして、トランポリンへ。
子どもたちは、ためらいなく、楽しそうにぴょんぴょん跳んでいます。
その気持ちの良さそうな様子を見ていたら、私もぴょんぴょん跳びたくなって、
同じように跳んでみました。

 気持ちはいいですが、動作が遅れがちになります。
「もう少し、低く跳んでみてください」といわれて、
低く跳ぶと、次の動作を考えられるようになりました。

 トランポリンは、自分で見る位置を決めてそこに視点を定めて跳びます。
前回の体験会で、跳ぶごとに上の風景、下の風景と目線を動かしてしまい、
少し酔ってしまいました。

 バイクのパイロンスラロームなんかもそうですが、
左右にバイクを切り返しながらも、視線は最後のパイロンを透視するように一点を見てやると、
頭も動かず、足の間でバイクだけが左右に切り返される感じになります。
それに近い感覚が、トランポリンにはある気がします。

 そして、トランポリンで跳んだあと、体育館の床に足を着くと、
両足に体重が均等に乗っている感じと足の裏がぺったり地面に着いている接地感にびっくりしました。

 普段も姿勢が極端に悪い感じはないし、足元がふらふらする訳ではないのですが、
どっしり、立ってます!という感じです。

 やってみないとわからないものですね。

 トランポリンは週イチペースですが、
今まで経験がないので、体の変化が楽しみです。

 …それにしても、既に、足が重い。
ちゃぶ台から立ち上がるにも「ぬおおおおおお~っ!」と力がいります。
朝の仕事、大丈夫かが気がかりですねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

からだの冬支度。

2015-10-27 16:53:22 | アロマテラピー
 日々更新している私のブログが縁で、
神戸は垂水のラーニングセンターにお問い合せがあったそうです。

 へぇ~、そんなこともあるもんだ、と驚いています。

 ネットは知らない人や世界とも繋がっているとは聞くものの、
実感もなかったのですが、そういうこともあるんだなぁ~と、
本当に不思議な気持ちでいっぱいです。

 20代の頃、友人に「私も少しは現代人って感じでしょ」というようなことを言って、
「現代人、ってそんなこといってる時点で、あんたの頭はアウト」と、
にんまりされたことを思い出します。

 ネット使っていても、未だに私の頭の中は、
何だか文明開化くらいで止まっていそうな感じです

 さて、鹿児島は秋から冬に順調に向かっていたところを、
先週などは昼間は、急に汗ばむほどの気温になり、
そうかと思えば、朝晩はしっかり、秋冬仕様という感じで、
体調を崩して、「アロマのトリートメントを…」という方もいらっしゃいました。

 アロマトリートメントが体調の崩れに効く、というよりも、
体調が崩れて、重だるい体がアロマトリートメントで軽くなって欲しいなぁ~、
そんな心持ちでいらっしゃるのだと思います。

 そんな方のアロマトリートメントをしていて感じるのは、
体の一部分だけが、とてもかたくなっていたり、そうかと思うと、ふわふわしすぎていたり、
体の一部がとても冷たかったり、とバランスがとても崩れていることです。

 私も含めて、体のバランスなんて、そんなに一律にきっちり整っている人など、
そうそう居るものではないのだろう、と思います。

 ただ、自分のバランスが崩れたことを自分で感じる力があるかどうか、
自分の体のどこが弱点か、そんなことに自覚的か、そうでないかで、
日々の仕事や生活をしながら、バターンと寝込んでしまう人とそうはならない人の差があるように感じます。

 例えば、今の季節は体が冬支度に向かっています。
そうすると、寒さに備えてからだは締まろうとします。

 たとえば、胸椎の2番と腰椎の4番は寒さに対処しようとして、
連動して締まる方向に向かっていくと言われています。
ところが、どちらか一方が硬くなっていると、うまく連動してはたらきません。

 「胸椎の2番?腰椎の4番?どこそれ!そんなの、わからんわ!」
それでも良いので、そんなときは自分の左右の肩甲骨の上の辺り、
首を下に向けて、首の骨がぼこっと出たそのちょいちょい下辺りを意識してみてください。
その辺が胸椎の2番です。
そして、「前習え!」の一番先頭の人がするような姿勢をしたとき、
手を置いている辺りが腰椎の4番です。

 それらの辺りが冷たく感じたり、動きを悪く感じたら意外かもしれませんが、
肘の辺りを温めたり、足の指の人さし指と中指の間の人差し指に近いほうをじんわり触ったりすると
緩んだり、弾力がついたりするとされています。

 正確な場所探しよりも、私の経験上は自分で触れて心地いいところを触れるのが良いように思います。

 そういう小さいことをお風呂に浸かったり、布団の中などでやって、
「ああ、気持ちいいなぁ~」というのが日々のちょっとした健康精進に繋がる気がします。

 アロマトリートメント後は、そんな健康小咄などもしながらの、
あまりオサレ感のないannonのアロマ部門です。

 季節の変わり目にご自愛していただきたいのですが、
自分では面倒だったり、おっくうな方はご利用くださいませ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする