横浜帰りの早朝仕事はじまりですが、
自分でもびっくりするくらい、体が軽いです。
昨日、お風呂に浸かりながら、
いつも使えていないなぁ~と思う左足の小指なでなで。
手のひらの色をきちんと見てみる。
いつもより、背中を意識して金魚。
使えるようになりたいなぁ、疲れてそうだなぁ、という部分をきちんと意識することは大事ですね。
流通量も増える年末を軽く乗越えてみようと思います。
「猫本」でたよ~、の新刊を本屋に並ぶ前に産直で買ってきました。
この本の著書のこよりさんのブログはこちら。
blog.goo.ne.jp/ocyapu-
この本はこよりさんのヒトとして備わった本能とカンの全貌がよくわかる本です。
私は、以前『自閉っ子のための道徳入門』という本の中で、
当時は「賢ママさん」と名乗っていたこよりさんの子どもさんへの観察の鋭さと子どもさんへの対応のすごさに、
「こういうふにひとつひとつ、細かく観察するって大事なんだなぁ~」と感心して、自分の子どもの見方を反省したりしていました。
でも、今回の本を読んで、
あれは観察、とか訓練とか、そんなもんではなく、
子どもの幸せを願う母が、凸凹のある子が幸せに生きるために、
子どものできることをせっせと増やしていかなきゃな、と本能全開の賜物だったのだなぁ~と、思うことでした。
私にも一緒に学習する子どもたちが、
「自分でご飯を食べられるように、路頭に迷わないように!」と思う気持ちがあります。
近所でうろうろしている子どももかわいいですが、
一緒に勉強したり、遊んだり、ときには叱ったりする子どもたちは、
血がつながってはいませんが、本当にかわいいものです。
私の場合、私の本能だけに基づいて
「こうしたほうがいい」「ああしてほうがいい」というのは、
余所のお子さんに対して、無責任過ぎるかな、と思うので、
「こうしたほうがいいと思うんだけど、どうかな。」と本を読んで知識をつけたり、
色々な講座に行って、子どもさんがラクになる術になればと学んだりもします。
しかし、親の方々は、どこかに検査にいったり、
色々なことを学んだり、子どもを知るためのセミナーに参加するよりも、
自分の親としての「ああ、この子がかわいい」という本能を研ぎすまし、
その子に必要なことをしてあげたらいいんじゃないかな、と思います。
本の中で聞き手の浅見さんがこんなことを書かれています。
<前略>今は「療育」とか「支援」とかの名のもとに、かえってその本能削ぐような主張が多いですよね。
とにかく子どもの成長を期待するな、みたいなことを言われる。
子どもが人間である前に「障害児」という別の生き物だから知識をもって接しないと子育てを失敗する、みたいに言われる。
そして、それを真に受けてしまっている人も多い。
人類が生き物として存続してきたのは、より高みを目指して努力を続けてきたからなのに、
自分の子どもには、それを望むなと言わんばかりのことを支援者と呼ばれる人たちがまず親御さんの頭に叩き込んだりする。
だから、絶望から始まってしまう。
そして、こよりさんのおうちの息子さんたちが孝行息子に育ったのは、支援を受けなかった分、
こよりさんが母としての本能を発揮するのを誰も邪魔しなかったところにあると思うんです。
今まで接してきた保護者の方々も自分のお子さんのことで療育に行かれたり、
どこかに相談に行かれたり、何かを学んできたりと、
本当に東奔西走、お金も使い、我が子をどうにかしようと必死な方々に出会うことが幾度もありました。
それで保護者の方に、「療育では、何を目的にそれをしているの?」とか、
「その学んだことは、子どもさんのどういう点に有効なの?」と聞いたことがあります。
「わからないです。でも、先生が必要なことをしてくださっているから。」とか、
「取組みが変わるの。でも私ではできないからきちんと定着するまで行かないといけなくて…。」など、
子どもがしていることの意味をわかっていなかったり、
プロでなくてはできない技という感じで、保護者は置いてけぼりだったり、
色々な返事をお聞きしました。
本を読んでから、それらの返事は、
本能ではなく、外からの知識でがんじがらめにされている、
保護者の心の虚ろさを反映していたのかもしれないなぁと思うことでした。
その道のプロの手助けは、フォイヤーシュタインを教えてくださるトレーナーの先生方と接していたり、
栗本さんのコンディショニング講座を受けたりしていると、必要だなぁと感じる場面が幾度もあります。
そういう助けを借りながら、でも基本、親御さんは自身の本能を信じて、
がっぷり子どもさんに接していったら良いのではないかな、と本を読み終えて思うことでした。
こよりさんの子どもさんへの生活面から学習面、
自立に向けた工夫が惜しげもなく披露されているこの本は、
子どもたちと学習する私にも、保護者の方にも実践のヒントがたくさんの虎の巻にできるものです。
産直で数冊仕入れてきましたので、ぜひ、お買い上げくださいませ
自分でもびっくりするくらい、体が軽いです。
昨日、お風呂に浸かりながら、
いつも使えていないなぁ~と思う左足の小指なでなで。
手のひらの色をきちんと見てみる。
いつもより、背中を意識して金魚。
使えるようになりたいなぁ、疲れてそうだなぁ、という部分をきちんと意識することは大事ですね。
流通量も増える年末を軽く乗越えてみようと思います。
「猫本」でたよ~、の新刊を本屋に並ぶ前に産直で買ってきました。
この本の著書のこよりさんのブログはこちら。
blog.goo.ne.jp/ocyapu-
この本はこよりさんのヒトとして備わった本能とカンの全貌がよくわかる本です。
私は、以前『自閉っ子のための道徳入門』という本の中で、
当時は「賢ママさん」と名乗っていたこよりさんの子どもさんへの観察の鋭さと子どもさんへの対応のすごさに、
「こういうふにひとつひとつ、細かく観察するって大事なんだなぁ~」と感心して、自分の子どもの見方を反省したりしていました。
でも、今回の本を読んで、
あれは観察、とか訓練とか、そんなもんではなく、
子どもの幸せを願う母が、凸凹のある子が幸せに生きるために、
子どものできることをせっせと増やしていかなきゃな、と本能全開の賜物だったのだなぁ~と、思うことでした。
私にも一緒に学習する子どもたちが、
「自分でご飯を食べられるように、路頭に迷わないように!」と思う気持ちがあります。
近所でうろうろしている子どももかわいいですが、
一緒に勉強したり、遊んだり、ときには叱ったりする子どもたちは、
血がつながってはいませんが、本当にかわいいものです。
私の場合、私の本能だけに基づいて
「こうしたほうがいい」「ああしてほうがいい」というのは、
余所のお子さんに対して、無責任過ぎるかな、と思うので、
「こうしたほうがいいと思うんだけど、どうかな。」と本を読んで知識をつけたり、
色々な講座に行って、子どもさんがラクになる術になればと学んだりもします。
しかし、親の方々は、どこかに検査にいったり、
色々なことを学んだり、子どもを知るためのセミナーに参加するよりも、
自分の親としての「ああ、この子がかわいい」という本能を研ぎすまし、
その子に必要なことをしてあげたらいいんじゃないかな、と思います。
本の中で聞き手の浅見さんがこんなことを書かれています。
<前略>今は「療育」とか「支援」とかの名のもとに、かえってその本能削ぐような主張が多いですよね。
とにかく子どもの成長を期待するな、みたいなことを言われる。
子どもが人間である前に「障害児」という別の生き物だから知識をもって接しないと子育てを失敗する、みたいに言われる。
そして、それを真に受けてしまっている人も多い。
人類が生き物として存続してきたのは、より高みを目指して努力を続けてきたからなのに、
自分の子どもには、それを望むなと言わんばかりのことを支援者と呼ばれる人たちがまず親御さんの頭に叩き込んだりする。
だから、絶望から始まってしまう。
そして、こよりさんのおうちの息子さんたちが孝行息子に育ったのは、支援を受けなかった分、
こよりさんが母としての本能を発揮するのを誰も邪魔しなかったところにあると思うんです。
今まで接してきた保護者の方々も自分のお子さんのことで療育に行かれたり、
どこかに相談に行かれたり、何かを学んできたりと、
本当に東奔西走、お金も使い、我が子をどうにかしようと必死な方々に出会うことが幾度もありました。
それで保護者の方に、「療育では、何を目的にそれをしているの?」とか、
「その学んだことは、子どもさんのどういう点に有効なの?」と聞いたことがあります。
「わからないです。でも、先生が必要なことをしてくださっているから。」とか、
「取組みが変わるの。でも私ではできないからきちんと定着するまで行かないといけなくて…。」など、
子どもがしていることの意味をわかっていなかったり、
プロでなくてはできない技という感じで、保護者は置いてけぼりだったり、
色々な返事をお聞きしました。
本を読んでから、それらの返事は、
本能ではなく、外からの知識でがんじがらめにされている、
保護者の心の虚ろさを反映していたのかもしれないなぁと思うことでした。
その道のプロの手助けは、フォイヤーシュタインを教えてくださるトレーナーの先生方と接していたり、
栗本さんのコンディショニング講座を受けたりしていると、必要だなぁと感じる場面が幾度もあります。
そういう助けを借りながら、でも基本、親御さんは自身の本能を信じて、
がっぷり子どもさんに接していったら良いのではないかな、と本を読み終えて思うことでした。
こよりさんの子どもさんへの生活面から学習面、
自立に向けた工夫が惜しげもなく披露されているこの本は、
子どもたちと学習する私にも、保護者の方にも実践のヒントがたくさんの虎の巻にできるものです。
産直で数冊仕入れてきましたので、ぜひ、お買い上げくださいませ