最年長ちぃ。こちら抜歯以降、ごはんがおいしくなった。実は毎日お薬の飲まされていることに気が付いてない( ◠‿◠ )平和〜。
1日のほとんどをケージに引きこもっている梅ちゃん。たまに出てくると、父ちゃんか母ちゃんの膝でちぃからの攻撃防御。「来るなら、来てみにゃ」で、この顔である。
何度でも、何度でも、何度でも〜♬←わかる人にはわかる。
スポーツジム後の爽快感を残して終了した、浅見さんの基調講演。Zoomの規定時間の関係もあり、いったん講演会全班を終了し、休憩に入りました。
休憩中はさっきまで講演講師をしてくださっていた浅見さんが人手不足を察して書籍の販売を買って出てくださいました。最北の地から来てくださって受付をしてくださった参加者さんと二人体制で万全の態勢です。
書籍を求める方とは別に、参加者のみなさんへと差し入れられたお土産の甘いものコーナにも楽しげに人が集まっています。また、当初お子さんたちも参加する予定だったので、そのお子さんたちにお菓子のお土産のお菓子も用意してくださった受付さん。福岡の地でのことを自分のことのように思ってくださる気持ちの細やかさにありがたいなぁと思うことでした。
そんな和やかな中でも、Zoomのホストの方々は次の講演会の準備。藤家さんもスタンバイ。講演会の第二部が始まります。
藤家さんのお話は、今の藤家さんに至るまでを一人称で語ってくださった壮大な物語。会場にいた誰もが圧倒されたお話でした。
その話しの中で私が印象的だったのは、藤家さんが本格的に支援されていた期間が2年あまりだったことです。その間に、独特の世界観を「それは違うよ」と修正してもらい、講演会の活動をするまでになったことに驚きましたが、同時に、どんどん成長して「支援」という枠組みをはみ出して力を発揮しようとする藤家さんを、それでも支援につなぎ止めようとした支援側の様々な態度に驚きました。
たった2年間の支援でも、そこから離れることは大きなストレスになる、そんなことを藤家さんは話されました。早くに本人に合った支援を受けることで自立に繋がるだろうと思われていた、早期診断早期支援。でも、早期に診断し、早期に支援を始め、それを「一生涯に渡る支援」に繋げようとする支援の限界。
今、早期診断早期支援の名のもとに支援が始まっているお子さんやお子さんを見守る親御さん方が、「この子に支援がいるのかな?」と思ったときに支援者はなんというでしょうか?快諾して送り出してくれて、「困ったらいつでも相談においで!」と風通しよく扉を開けて待っていてくれるのでしょうか。藤家さんはそうではなかったようで、余計に支援を断ち切ることへの一歩を踏み出すことがストレスになったようでした。そこを去るときのことも想像しておくべきだな、そんなことが頭をよぎりながら講演は続いていきました。
そして、早期診断早期支援は、誰のために、何のために行われるものか、ということを診断を受ける側が意識しておかなくては、支援産業のベルトコンベアーに乗せられ流されていくということを肝に銘じておかなくてはいけないと、強く思うことでした。
その他にも、もう、仕事とは、愛着障害の克服、生きていくとは、からだのメンテナンスと盛りだくさんの2時間を駆け抜けた講演会でした。
藤家さんの話してくださったことは、藤家さん個人の体験と経験ですが、自分で克服し、道を切開いてきた表に出てきている貴重な声です。誰もが簡単に藤家さんのように人生を切開けるとは思いませんが、誰もが藤家さんのように自分で自分の人生を切開く権利があるのです。それをどういう形で、方法でするかはそれぞれの持ち味があると思います。
ただの根性論的なことだけで、藤家さんはがんばったわけではないと私は思います。一度きりの人生を諦めたくない、自分らしく生きたい、という誰もが持つ気持ちに正直に真正面から向き合った結果だったのではないかなぁと思います。
「一人の女性の壮大な大河ドラマを見るようでした」という感想をいただきましたが、多くのことを乗り越えた堂々と輝く女性の話に会場のみんなが引込まれ、圧倒され、あっという間に藤家さんの講演の時間も終了しました。
質問の時間もZoomで参加した方々が間髪をいれず、され、充実のうちに講演会の時間は終了。
最後に、「どこでも治そう発達障害」の原形を作ってくださった「こねこプロジェクト」の代表の方がお祝いの記念の品を私にくださって会は閉幕しました。
新コロナウィルス騒ぎの中、講演会の中止も延期も考えず、突っ走っり、「Zoomにしたら?」の提案のおかげで、お申込み以上の方々にも、お二人のお話を聞いていただくことができて、本当によかったです。
講演会会場に足を運んでくださったみなさん、Zoomに移行参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
また、Zoomのホスト、ブレインのみなさん、ご提案ありがとうございました。
最後に、この時節柄、迷わず現地に来てくださることに早々に腹をくくってくださっていた、講師の浅見さんと藤家さん、本当にありがとうございました。
どこでも治そう発達障害は、全国各地で「発達障害は治るよ〜!」を伝えるためにやっと船出しました。どうぞ、みなさん、よろしくお願い致します。