預かり乳飲児子猫、日々すくすく大きくなっています。
来た日は154gでしたが、先程計ったら172g!200gの大台が見えて来ました。
子猫は増えこそしても、減るのは大問題なので日々の増量は健康の証、乳母としては安心材料です。
さて、せっかく乳飲児子猫の世話をしているので、日々のミルクやりのやり方を書いておこうと思います。
もしも、読んでくださる方が、乳飲児子猫と遭遇したとき参考になるかもしれないので。
まずは、トップに挙げてあった写真が子猫にスムーズにミルクをあげるために私が先に準備しているものです。
その中で、ここ〜、注目〜。
この小さい長方形の畳んで先の方を濡らしてあるティッシュとキッチンペーパー。
これは、子猫にミルクをあげるために、まず、排泄させるための準備です。
乾いたままだと、刺激が強すぎるので濡らしておきます。
まず、ティッシュでおしっこが出るところを優しくトントン!
すると、ぽたぽたぽたぽたおしっこが出てきます。
今度はキッチンペーパーを濡らした方でお尻をトントン!
うんちが出てきます。うんちは出ないときもあります。
おしっこもうんちも、出るときは子猫が足を宙でうーんと突っ張るようにするのでわかります。
それらの排泄物を受け止めるのが、ペットシーツ(写真ではチャーリーブラウン柄のもの)です。
排泄が終わったら、お尻周辺、おしっこが伝わり落ちるしっぽもきれいに濡れたティッシュやペット用シートで拭いてあげます。
排泄が済んだら、いよいよミルクです。
ミルクは子猫用哺乳瓶であげます。吸口の穴が小さすぎると子猫によっては体力だけ奪われてミルクが飲めません。
ものによっては、小さく十字に飲み口に切ってあげる必要があります。
切りすぎるとミルクが出過ぎて、子猫の気管に入るので注意が必要です。
さていよいよ子猫に授乳です。
私は、排泄後、即、ミルクに移るために、排泄のお世話をする前にミルクを作って、ステンレスの保温性のあるカップに立ててスタンバイしています。
子猫の個体差もあるのですが、少し熱めが好きな子だったら、カップにお湯を入れて湯煎にしておくと良いです。
私は、排泄後、飲み頃になるようにと少し熱めで作って湯煎用に別のカップ(写真ではピンクの)を用意しています。
そして、毎回ではないですが(忘れちゃうので)、デジタルスケールで飲む前、飲んだ後の体重を計っています。
そして、乳飲児子猫のミルクはこちら。他のメーカーのものもあると思います。
間違っても牛乳ではありません。
今の預かり乳飲児さんは、すりきり一杯のミルクに15mlが1回分。
これも子猫の個体差で異なると思うし、成長の度合いで増えるでしょうから、日々の飲みっぷりを見ていく必要がありますね。
この、排泄→ミルクをだいたい4時間ごとに繰り返します。
そんな風で、だんだん、一丁前の子猫になっていきます。
取り急ぎ、乳飲児子猫の世話をする必要に迫られたら、子猫用粉ミルクと哺乳瓶は必須アイテム!
もし、そんな機会があったら、よろしくお願いします!