
一週間があっという間に過ぎ、明日からは4月。
来週から積込みの仕事もガラリと変わるので、今日は休憩中ミーティングでした。
仕事の内容はやはり、積込みなのだけど、
トラック8台分は、積込みから配達までするプロの方が配属されるらしい。
その方たちが積込むものと私たちが積込むものの確認。
今までと異なる荷物の置き方を確認、作業手順をシュミレーションしつつも、
やっぱり、やってみないとわからないよね、という結論になりました。
新年度、気を引き締めていかねば!です。
先日、ご紹介したブログに書かれた方の思いが再び綴られていました。
てらっこ塾瓦版
私は元々、教員をしていて、途中、学校の中の「支援員」という仕事に就きました。
学校の中では、「宿題をする」「教室でノートを取る」「静かにする」等々、
学校でやって欲しいことへの参加ができない場合、できない子どもにとにかく、させる!という一辺倒で、
根本的にその子ができるようになるためのステップを考えるたり、やらせてみる余地はありませんでした。
そこで、私は自分で教室を開いて、
子どもたちが自分で学習していく力、考える素を提供していこうと思ったのでした。
そんな中、私が接していた子どもたちは、
まだ、療育機関にも縁がなく、中学生になって急に困り感が増えた子や
小学生でも療育機関とは縁遠い地域で、療育に行っている子はほとんどいない状況でした。
だから、「もっと療育機関が浸透して、誰でも、早期に療育が受けられるといいのに」と、
支援員をはじめた頃の私は思っていたし、離島で仕事をしているときも、
同じような気持ちで仕事をしていました。
そして、教室をはじめて、出会った何人かのお子さんたち。
2歳のころから療育に通い、4、5歳の頃に発達検査を受けて、
「2歳の子どもくらいしかありません」と言われたと涙ぐむ保護者さんと出会い、
これが早期発見、早期療育というものなのかな?と思いつつも違和感がありました。
2歳の子くらいの知能だと言われたお子さんは、
数を比べるために色ごとにおもちゃを分けたり、高さで比べられるように工夫をして、
学習することを自分で開拓していく力がありました。
ブロックの検査が散々で、こんな子いないと言われたと保護者さんは涙ぐんでいますが、
56ピースものパズルを自分で色分けしながら、キャラクターごとにどんどん組み立てていきます。
こんなことができる子の「知能は2歳程度!」と断言する療育機関って、一体なんだろう?
教室をはじめて幾人かのお子さんたちに会う中で、私の中で、療育というモノに疑問が湧いてきました。
一体、このお子さんは、どうして療育機関に通うことになったの?
そう思い、保護者さんに聞いてみると、
月に1度幼稚園の巡回に、どこかからいらっしゃる療育関係の方が、
活動中に気になる子をポンポンポンとピックアップしていき、
ピックアップされたお子さんは、療育機関に通うことになるということでした。
そうか、そんな目利きのプロがいるのか…と、思ったのですが。
巡回にいらしゃる方が代表の療育機関にピックアップされたお子さんは通うことになる。
そこも、当時の私は、そうなのかぁ、とくらいにしか思っていませんでした。
でも以前、自分で書いたブログ、魑魅魍魎にとりつかれないようにで考えたことや
上記のブログなどを読んで、今は「子どものため!」だけではない、
別の力、別の理由が「早期発見!早期療育!」の中にうごめいていないかなぁ、と
とても懐疑的な気持ちになっています。
こよりさんが講演会で言われた、
「たとえ、お医者さんだろうと、いっぱい子どもを見た人だろうと、たった1回会った人よりも、
生まれてからずっと一緒にいる親の方が子どものことわかるに決まってます。
エセ占い師に騙されてはいけないです。」
というような趣旨の言葉、感覚はとても大事だと思います。
目の前にいる支援者は、神のご信託を持ってくる人ではありません。
親御さんが自分で子どもを感じて、エセ占い師にすべてを任せませんように。
私も「エセ占い師」になりうるの自覚を持ちながら、
親御さんと子どもたちがその子の持っている良いところを伸ばし、
その子自身の人生を歩んでいけるお手伝いができるように心がけたいとます。