久しぶりにエアコンを入れるのも忘れていた1日でした。気温24℃。
でも、秋らしいと思うと真夏が来るのよね!油断しないぞ!
算数の本を読み直しています。
数を子どもがどのように獲得していくか、書かれているものです。以前、読んだときと違うところに「ほお!」と思いましたので、メモしておこうと思います。
小さい子どもが何かを数えるときに、かわいらしい声で「いち、にー、さーん…」と唱えている場面、見かけることがあります。
2、3歳のお子さんなら、黙って数えていることはないのではないでしょうか。
これには以下のような理由があるそうです。
3歳の幼児であれば、まだ数えるという行為にはなんらかの外的な援助が必要である。自分による外的な援助の一つが、数を唱えるという行為である。あるいは、口で唱えながら、指を折っている子どももいる。これも、その意味としては同じ種類のものであり、自分による援助の一形態である。
とのこと。
そして、このような「口に出して言う外的な言葉」は幼児の頭の中に耳を通して入っていき、それが「思考となっていくという過程をたどる発達段階に依存している」そうなのです。
私たち大人は、子どもが小さければ、声に出して数えていても、なんとも思いませんが、ある年齢になると、黙って数えることや、いちいち指で確認しながら数えることを否定しがちではないでしょうか。
でも、発達は子どもによってそれぞれであり、発達のヌケを埋めることを知っている支援者や親御さんならば、学習でもスピードもそれぞれで、自分による外的援助をしている姿に拍手を送りたくなるのではないでしょうか。
更に、子どもがブツブツ言う独り言のような話。それも声に出して言うことで、自分の頭へフィードバックさせて、思考するための段階なのでしょうね。
ああ、そうやって、内言語を育てていくのかぁ〜と、知ることができた算数の本でした。
数字が意味あるものとわかるためにやっておいたらいい遊びなども本を読みながら思いついたので、またアップしますね。