日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

今年もおしまい!

2018-12-31 10:48:36 | 日記
28日、積込みの仕事が終わり、
その後は掃除に明け暮れているような、いないようなそんな毎日を送っています。

こちら、年末年始、掃除も何も関係ない。うらやましいぞ!


今年は、暖かいせいか、ちっとも12月という気がしないと思いながら今日も迎えてしまいました。

片付けながら、支援員になった頃に買った本をパラパラめくり、今はもう役に立たなくなったなぁと思い、本棚に入らない本もあるし、と紐で縛って部屋の片隅に置きました。

発達が凸凹の子どもたちをどう理解するか、ということが必要だった時代が私にもありました。

私なりに理解したあと、「じゃあ、その子たちができるためには何したらいいの?」と行き着いたたのが、私の場合身体から何かをすることでした。

気分が乗らないなら、のるように、
集中できないなら、集中するように、身体を動かす。

そして、本棚を見ていると、学習という場で身体から集中することから、もっと根本的に身体を育てることの大事さに気がついていった…そんな軌跡を辿っているように思います。

本を読みながら、思考があちこちいってあまり発信できない年でした。

来年は「発達はお家で!」「治るための身体そだて」をモットーに色々発信できる年にします。そして学習面で不安なお子さん、学習を諦めているお子さんのお手伝いもできるように準備します!

今年一年出会った皆さん!本当にお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。
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藤家寛子さんの『減薬記』

2018-12-22 06:12:44 | 本の紹介
冬が終わる前のような暖かい朝です。
これから冬将軍が来るというのが、嘘みたいです。体調管理、しっかりしなくちゃ!

先週に引き続き、藤家寛子さんの新刊が電子書籍で発売されました。



薬によってもたらされる安定した眠りの確保、増える薬の種類、副作による苦しさ、お守りのように感じる依存性、そして、減薬に伴う身体に出てくる症状と闘い。本の中では、薬と藤家さんの長いお付き合いの歴史について、順を追って語られていました。

本を読む中で、かつて、関わった子が飲んでいた薬の名前が出てきました。その薬の名前を聞いたとき、私は呑気に「路傍に咲く花の名前に似ているなぁ」とそんなことを思い浮かべていました。あとでそれが睡眠薬のことと知り、体の細い、まだ幼い顔の残る中学生が睡眠薬を飲むのか!と思ったことを覚えています。学校ではハイテンションで、なんでも一生懸命。ときに攻撃的とも見えるほどの思いの一途すぎさがある子で、あんなに行動的なのに、家で薬がなくては眠れないのか!?という驚く気持ちも抱きました。

そして、時々、「昨夜、薬を飲んだ時間が遅くて…」という申し送りとともに親御さんが普段よりぐったりしたお子さんを学校に連れて来られることがありました。いつも朝は元気に挨拶をして回っている子の机に突っ伏しているその姿に、私はただ見守るしかありませんでした。そして、二、三時間目になるといつもの元気な様子になり、同時に、親御さんから持たされた薬を飲む姿を見ました。毎朝、薬を飲んで学校に来ていたのか…?普段、元気に振舞っていた子は、どうやら「薬の支え」があっての姿だったのか…と気付いた時でもありました。

そうです。十年前の私は、薬は生活を支えてくれているもの、という思いでいました。どうして薬を飲んでいたのか、飲まなければその子はどんな状態になっていたのか、翌日に影響があっても飲まざる得なかった睡眠薬、そして、机に突っ伏していたとき、一体その子はどんなことを思い、考えていたのか…などなどなど。そういうことは一切想像だにしませんでした。

もしかすると、お子さんの薬について、かつての私のように「薬は生活を支えてくれるもの」という側面でのみとらえている学校の先生や親御さんがいらっしゃるかもしれません。

そんな一面はもちろんあるのでしょうが、違う一面を知ることはとても大切なことだと思います。

藤家さんはこの本で、薬に助けられながらも、あるときから苦しめられ、そうしながらも再び、助けられしながらも、減薬へと舵を切っていく、貴重な体験を綴ってくださっています。

誰もが、藤家さんと同じ道を通るわけではないことは、百も千も承知の上で、薬を飲んでいる方にも、それを見守る側の方も読んでくださるといいな、と思いました。

そして、誰よりも、小さなお子さんに薬を出す側の方が読んでくださいますように、と思うことでした。

十年前は眠れないという相談をされても、親御さんと一緒に「それは困るよねぇ」と一緒に腕組みするしか私は方法を知りませんでした。でも今は家でできることが、花風社さんの本の中に書いてあります。それを試してみたらいいと思います。

眠れないときは、脳の機能をシャットダウンするのではなく、身体にはたらきかけてみる。まず、それを思いつけるだけでも、生活の質が変わると思います。


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筋膜リリース錬成会。

2018-12-16 19:02:25 | アロマテラピー・療術
久しぶりに伊丹空港に降り立ちました。
降りてびっくり、え?なんか工事中?という感じの雰囲気の中、出口へ向かいました。

が、出たら、今までただざっと広かっただけのロビーにカフェのようなお店が何軒か、
いつも列のできる551蓬莱もちんまりしているけれどおしゃれになっています。



打倒関空?万博へ向けて?
これからも行くことありそうな縁ある大阪。
伊丹空港も楽しみのある空港になったら嬉しいな。

今日は筋膜リリースの錬成会でした。

私が筋膜リリースを教えていただいていたのは、
もう2年ほど前のことでしょうか。その頃よりも、手技がシンプルになっていてびっくり。

そして、細かいことを言えば言えるのでしょうが、症状に対して部分より全体をみる感じが加速しているように感じました。

教えてくださる倉津先生は、難しいことを簡単にして教えてくださいます。おかげで私のように手技がまだまだ発展途上の者でも、安全安心にその手技を用いることができます。

講義の途中途中で出る質問にも倉津先生は丁寧に答えてくださいました。それを聞きながら、人の身体に触れる者は、やはり、表には出ない部分の深い知識がなければいけない、と実感。浅はかな知識では、表面の症状を見て済ませてしまうのだなぁ、ということをしみじみと感じることでした。

表面的な身体の知識で知った風を装うことなく、
地味で基礎的な身体の知識もコツコツと学び続けなくては、ということを肝に銘じた実技の時間でした。

少人数での会だったので、ゆっくりペースでゆったり、聞きたいことも聞けて大満足の一日でした。

さ、帰ったらまず、神経についてもう一度復習するぞ!
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治るの一択のみ。

2018-12-14 22:49:37 | 本の紹介
 桜や李がお世話になっていた鹿児島の猫カフェ「そら猫」さん。

 だんだん高齢になってきたスタッフ猫さんたちのために、
猫も人ももっとゆったりできる空間へ生まれ変わるために、来年、鹿児島市内を離れられます。

 今日が現在の場所での最後の営業日でした。
そら猫さんに繋がって、桜と李の今があります。

 来年からはじまる「そらのしっぽ」も楽しみです。

 さて、今日は花風社さんから電子書籍の新刊が発売されました。

 

 読みはじめて、すぐに思い出したのは、
夫の実家、沖永良部島に帰ったとき、また、以前住んでいた種子島での湿度。

 湿度高めの九州ですが、海に囲まれた小さめの島々は、
湿度+海風で何ともいえないベタベタした感じがあります。

 快晴の中、洗濯物を干しても何だか独特のしっとりとした乾き具合。
ああ、そうだ、湿度、湿度、湿度。

 そんなことを思い出しながら読みはじめました。

 私だったらはぁ?とキレてるかも?などと思いつつ、
そこは人様の旅、面白い!

 やだ、たいへーん!わはははは〜〜と読み進めました。

 笑いと共に読みはじめた本は、読み進めると共に、
治るというのは、大袈裟な仕掛けの中ではなく、個人の生活の中にあるものだなぁ、と感じました。

 そして、自分に必要なものを見つめ、貪欲に取り入れ、
自分が何かをつかむためには、自分自身が思考し、行動し、進んでいくのだ、ということを
こつこつ実行している藤家さんの姿には、
私も「しっかり生きろよ!」と背中を押され、シャキッとしました。

 治るためには、他人にアドバイスをもらったり、
支援と繋がるときもあるかもしれません。

 でも、それは治るための必須条件ではない、ということを
この本を読んで実感しました。

 治りたければ、治すのは他の誰でもない本人です。

 せっかく生きているのだから、
自分に向き合い、「命にしがみつく」ように生きよう!

 今を必死に生きるすべての人が元気になるこの本。
エネルギーチャージに何度も読み返したいと思います。

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風邪のときの変化。

2018-12-09 15:58:53 | 養生・薬膳
今日は旦那どんの付き添いで熊本に来ています。


旦那どんはバイクのイベント、私は部屋で荷物を見ながら読書三昧です。本当なら私も乗るはずでしたが、咳が止まらず断念。でも本も読めて満足な時間です。

風邪をひいて治りかけ…ということは昨日も書きましたが、今回の風邪では今までの私にないことが起きています。

まず一つ目が、大量の炭水化物を欲しなかったことです。今までは、体調が悪くなる前に、軽く2合ほどのご飯をばくばく食べていましたが、それがありませんでした。

二つ目は、食欲が落ちなかったことです。食べたくない、ということはなく普通に食事をとっていました。

三つ目はたんぱく質を食べたくて食べていたことです。風邪の間、どんぶりで茶碗蒸しを作って食べ、焼肉を焼いて食べていました。そして、朝には空腹感がありました。

これが私がたんぱく質を多めに摂った食事の成果なのか、どうかはわかりません。さらに、それが良いことか悪いことかもわかりません。

ただ、身体が今までと異なるものを欲するのが不思議だなぁ、と思いながら風邪をひいていました。

咳も治まりつつあります。来週は週の半ばには全快でいきたいなぁ〜と思うことです。
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