日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

怒涛の2022年!

2022-12-31 23:35:00 | 日記
実家母を昨日迎えに行き、
今日は料理部隊の一員として、
働いてもらっています。

午前中は、母と地元デパ地下で
人に揉まれながら、肉ケース最前列で
牛、鶏、黒豚購入。

街中を母と歩いていると、
なんだか私の方に寄って歩くし、
大丈夫?と思っていましたが、
デパ地下では私の先をスタスタと行く。

長く行き慣れた場所だからか、
活気が人を元気にするのか?と
不思議だなぁと思いながら
買い物しました。

この元気な母は来年年女。

戦力でいてくれるありがたさを感じつつ、
暮れる一日でした。

今年は、
義母の見送りが春先。

義母との暮らしは、
私に色々なことを教えてくれました。

地域で、家で暮らすことが大切なこと。
その人らしさはそう簡単に失わないこと。
口で食べる大切さ。
自分で立つこと歩くことの大切さ。

そして、寝ているだけでも、
食べさせてあげないと食べられなくても、
言葉を交わさなくても生きていて欲しい、どうしたらいいかなどうにかならないか、
そんな気持ちを持つことを知りました。

その後、初夏、
いつでも動ける方がいいなと、
ペーパードライバー返上しました。

同じ頃、
超早朝〜朝までの面白いパートを見つけ、
面接→合格!

ちょっと面白い商品を開発(?)したり、
ちょっと試験段階の飼育方法を提案して、
年末を迎えました。

ちょっと変わり者が多い、
一癖も二癖もある人たちが集うこの会社。

改めて、世の中の広さを知って、
簡単に働くこと諦めない方がいいよなーと思ったパートだけど、
とても楽しい朝時間です

夏の頃、義母の足のむくみと
歩行の助けになるのではと学んだ
若石足揉みを更に勉強し、
プロ講座なるものを受講。

足揉みだけで全て解決とは思わないが、
その細やかな足の見方、皮膚の見方、
体の器官との関わりなど、とても面白く、当てずっぽうではもちろんなく、
せっかくだから、使い倒そうと、
ただ今、継続して自主勉強中!

更にこの足揉みの自主勉強は、
今まであまり、知ることのなかった、
地域の方々との出会いを
もたらしてくれて、
地域との架け橋になっている。

秋口足揉みをした方から
地域FMの方に繋がり、
ラジオに出させていただき、
そのおかげで、自分のやってきたこと、
やりたいことが形がぼんやり見えてきた。

人との繋がりが、
自分の住む地域にぎゅーーーっと範囲が
狭まった感じがする2022年。

住み良い地域にして行く、
一歩進める2023年にしたいと思う年の瀬です。

良い年の瀬をお過ごしください。




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当たり前。

2022-12-23 13:07:00 | 日記
今年はいつまでも暖かかったのに、
十二月になってから、
帳尻合わせのように寒さ厳しく、
今日は雪がちらつき、
ところによっては積もっているようです。

仕事開始が3時半過ぎなので、
夜中の天気にヤキモキする日々です。

鹿児島県教育委員会が出した啓発資料。


啓発、というけれど、
本当はマスクなんて自由なのだけど、
忖度と同調圧力が蔓延る日本では、
上部と思われる組織からのお触れが
ものを言うのだろう。

教育委員会が元になっているので、
この啓発は学校に通う子どもたち、
保護者に向けたものなのでしょう。

これでマスクしていなくても、
気分良く過ごせるか、というと
たぶん、きっと、
そうはならないのではないかと思います。

以前も書いた気がしますが、
コロナ以前にも、
常時学校でマスクをしていた子たちは
学年で数人ですが、一定数いました。

その子たちは、
夏でもマスクをしたがっていました。

それは、周りとのコミュニケーションを
ちょっと避けたい、そんなささやかな、
意思表示だったように思います。

口であれこれ、負かすことができない
その子たちの外との砦がマスクでした。

でも、少数派の彼、彼女たちは、
同級生からも先生たちからも
「なんでマスクしてるの?」と言われ、
マスクを取ることをあの手この手で
提案されていました。

マスクしてない同級生たちの中には、
実は、自分もマスクで身を守りたがってる
子どもたちも少なからず、いました。

でも、少数派に属することを良しとせず、
マスクをすることはない子が大半でした。

だから、
今のような状況になって、
実は内心、ほっとしている子も
いることと思います。

そういうことも含んだ上で、
本当に、マスクはしたくなければしない、
したければする、ということが、
自由であるといいなぁと思います。

私、個人としては、
マスクをすることは得意でありません。

学校勤めの頃、学級閉鎖があっても、
全くマスクもせず、うつらず、
過ごすことができました。

教育委員会が啓発ポスターをつくことも
行政の仕事としては、
大事なことだと思います。

でも、上位下達なら状況が変わり、
言うことは聞く、ではないほうが
私は好きだなぁと思いました。

たとえ、小さな力であっても、
個々人が、自分の思いを折らずに、
自分の思うところに進んでいくこと、
そして、自分の思いと異なる思いを
認めていくことが自由に振舞うことでは
ないのかなぁ、と思うのです。

行政を動かすことで、
暮らしやすくなる世の中もあるけれど、
いつの間にか、行政の下請けのように
なってしまわないように。

教育委員会の啓発で、
そんなとこまで行き着いた午前中でした。

…ところで、この啓発ポスター。

私は要するに、
「マスクはしてもしなくても自由!」
という啓発だと解釈したのだけど。

マスクの自由にフォーカスせずに、
「マスクしてない変わった人も大事にしましょう!」なんて、メッセージと思う人も…、いるのかなぁ。

ま。
それも自由なのですけどね(汗)




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数字のひとり歩き。

2022-12-19 16:00:00 | 日記
今年の養生の〆は、
去年同様、森の中だった。

お弁当屋さんを営む養生仲間の
手作りお弁当を頬張って、
森の中のフユイチゴを採り、
カラスの声に耳を傾け…。

森の中の14時はもう夕方のような雰囲気。

フユイチゴを摘みながら、色々考え、
また春に来ることができるといいな、と
森を後にしました。

8.8%。

何らかの子どもの支援に関わっている人には、ピンとくる数字が先週ニュースを賑わせていました。

NHK

Nikkei

前は6%台だったのに発達障害の子の割合が一学級に8.8%だ!と大騒ぎです。

大元の文部科学省の調査では、懸命に、
何度も何度も繰り返して、

知的発達に遅れはないものの学習面や行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒数の割合を推定している調査であり、発達障害のある児童生徒数の割合や知的発達に遅れがある児童生徒数の割合を 推定する調査ではないことに十分留意いただきたい。

と言っていますが、
メディアは万人がイメージしやすい言葉で、内容も容易に安易にイメージしやすいように「発達障害の可能性」と言って憚りません。

きっと、このイメージ戦略が大事で、
このニュースを聞いた人たちは、

「ああ、うちのクラスのあの子も!」とか
「○○さんって、もしかして!」

と色々想像たくましく、あたかも、
それが決定のように個人のことを語る人も
いるかもしれません。

この調査はどれだけの効力を持つものなのでしょう。

調査は質問に対して、学級担任が回答したものをもとに数字が出されています。

大体が週5行く学校。
小学校ならほぼ時を共に過ごす担任。
でも、人間だもの、相性ってあります。

中学では教科によって担任は変わりますが、朝夕は顔も合わせることでしょう。

高校はもっとシビアで、教科によっては
顔をあまり合わさない担任もいることでしょう。

そういうことだけでも、私は
この調査の意味意義にちょっと距離を感じます。

更に、近頃、立ち話的に聞いた話が
頭をよぎりました。

連絡帳に毎日毎日、
お子さんのマイナス面をびっしり書いて、
担任が持たせるので精神的に参っている
親御さんがいらっしゃると。

できないことも多いけれど、
どうにかしようと取り組んでいるらしい。

担任の先生にも、
他に方法がないか聞くと、
「療育に行って!」というだけだと。

そんな担任の先生が調査に協力したら、
きっとその子は困難な子になるのではないでしょうか。

知的遅れはないけれど、
学習面で困難な子、行動面で困難な子。

それに対する方針も対策も書かれていない、数字だけがひとり歩きするこの調査。

この8.8%という印象操作的な数字。

誰が得をするのでしょうか。

ただの風邪のような症状でも、
新規感染者数を発表するマスコミ報道。

数字の持つ力を知る人たちに操られたくないものですね。







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