あと4時間ばかりで、今年も終わりです。
W母たちとディープな2019年の最終日を過ごしています。
新しい場所へ行かずにはいられないのは我輩の性分であーる。
2019年は、しょっぱなからDSM-5の虎の巻やら翻訳本やらグーグル先生に原書翻訳してもらって「神経発達障害のすべて」について考えることから幕が開けました。
そして、振り返ると「え!今年のことだったんだ!」と驚きましたが、発達障害は治るへの旗艦の書ともいえる『NEURO』が出ました。
私自身、体験でお会いした方々には「お家でお子さんと遊んで治しましょう」「食事についても考えてみましょう!たんぱく質多めどうでしょう?」と藤川徳美医師の本や奥平智之医師のレシピ本を買って教室で紹介することでした。
「一緒に遊ぶってやってないかも」「そういえば、うちはたんぱく質足りてないかも」「やってみようかな…?」それぞれの方々が必要だと思われたこと、できそうかな、と思われたことをお持ち帰りくださったように思いました。
発達障害が全国各お家での取り組みで治っていく情報を集めたサイトが開設されたのも今年でした。
私自身、南の果ての地で治ることを伝えたいと思いながら、他の地域でもこんなに治っているお子さんや当事者の方がいらっしゃる!ああ、そういう取り組みがあったかぁ〜、と知見を分けていただくことが度々ありました。
そして、毎年来てくださっている栗本さんをお呼びしての講座では、発達障害の根本「発達のヌケ」ということをみなさんと実践を通して一緒に考えました。
「発達のヌケ」ということを知り、まずはお子さんとの関わり方の取っ掛かりをお家の方や来てくださったお子さんと関わる方々が得てくださって、様々な取り組みが生まれてくれると思った講座になったと思います。それをまた来年は持ち寄って、より濃い講座になると良いなぁと思います。
そして、年末に滑り込みセーフでできた任意団体「どこでも治そう発達障害」の会。
団体を作るにあたっては、集まってくれた仲間は、色々な経歴を持ち、地道に実直にこつこつと各地域で発達障害のお子さんたちを応援したい、「療育の順番待ちしてる場合じゃないよね?」という思いで活動している人たちです。
「治るよー!」とお知らせするお手伝いができたらという思いだけで集まってくレました。
こうして振り返ると、少なくとも私の周囲では「治るのが当たり前」になった今年でした。
私自身の取り組みとしては、来年は更に「発達のヌケ」を丁寧に伝えて、遊んで育てることプラス、ケアする観点も加えられるような取り組みをお伝えすること。
「学習を諦めた」「学習ができない」というお子さんが学習の入り口に立てるよう取り組みたいと思っています。
学ぶ権利は誰にだってあります。学びたいけれど、今更…と思っているお子さんやもしいらっしゃったらかつてそういう子どもだった大人の方でも学び直しのお手伝いができたら、と思っています。
今年一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。