アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

上り最終「あさかぜ」

2015-02-07 19:00:00 | 10年前の足あと

九州ブルトレとして、あれだけ運転されていた列車も年々減便されてしまい、早朝上ってくる第一弾は、「あさかぜ」を残すのみとなっていた2005年初頭ではあったが、その伝統ある「あさかぜ」も廃止の波が迫っていた。20系時代、三往復あった「あさかぜ」は、他の九州ブルトレの中でも別格の扱いで、編成も大変豪華であった。客車が24系25型に変わり、初めて金帯3本をまとった編成が登場したのも「あさかぜ」ではなかったか。

写真は、「あさかぜ」の上り最終列車。この日は、日付の入ったスペシャルHMを掲げての登場であった。

*******************************************

2005(H17)-03-01    9016レ  EF6646  あさかぜ     JR東日本/東海道本線:保土ヶ谷-東戸塚


「さくら・はやぶさ」現役時代

2015-01-25 18:00:00 | 10年前の足あと

10年ひと昔とはよく言ったもので、10年前の東海道線には、まだ九州ブルトレが現役で走っていた。ダイヤ改正ごとに、その数を減らし、とうとう「富士」と「さくら・はやぶさ」の2往復になった時、東海道線の夜行はいつか消滅の危機にあると案じてはいた。しかし上野を発着する夜行列車まで当時考えも及ばなかった。こうして10年経った今、今度のダイヤ改正で上野発着の定期夜行列車は廃止される。

そりゃ10年は長い年月、世の中だってガラリと変わるだろう。自分自身の10年がそうであるように・・・

この時は、何を考えて真鶴の丘まで行ったのだろう。いつものライフワークとばかり、何も考えないで撮影していたんだろうか。前後の記録を見返してみると、短いレンズでどこまで引きつけられるか練習しているような画像が多い。そう、確かにそれがマイブームだった頃かもしれない。しかしこの写真は、強引過ぎてバランスが悪い。

*********************************

2005(H17)-01-22      2レ   EF6648  さくら・はやぶさ         JR東日本/東海道本線: 真鶴


高崎機関区 撮影会

2014-12-24 20:00:00 | 10年前の足あと

当時、未だに特急色で活躍していたJR貨物のEF65の500番代を並べた撮影会があった。535・501・539・541号機の4機がHM付きで綺麗に並べられていた。狭いところに多くのファンが押し寄せたと記憶しているが、天気もよく、他の貨物機EF64やEF65も一般機も別ステージで並べられていたと思う。今にして思えば、当時10年前は、まだまだ国鉄時代を引きづっていたが、この10年でかなり変化したと感じている。そしてまたこれからの10年は、どうなっていくのか期待と不安が入り混じっている。

*******************************

2004(H16)-12-11                       高崎機関区にて


九州ブルトレの輝き~「さくら・はやぶさ」

2014-11-02 21:00:00 | 10年前の足あと

昔からの撮影スタンスで、変わってしまったことと言えば、東海道線に行く機会が激減してしまったことだろう。とりわけ九州ブルトレで育ってきたアントンKだから、それが消滅してしまった現在、矛先が定まらずに右往左往している時代が続いていた。今では、写真の新しい価値観の創造(かなりオーバー?)にチャレンジ中、といったところか・・・

さて写真は、「さくら」と「はやぶさ」とが併結されて運転していた九州ブルトレ末期の頃。以前にも書いたが、HMが読み取りにくく、写真映えしないものであまり好みではなかったが、この次の改正で、この列車の「さくら」は廃止され、今度は「富士・はやぶさ」となり最期のブルトレとなる。

*********************

2004(H16)-11-21        4レ EF6651 さくら・はやぶさ      JR東海/東海道本線:六合-島田


EF65Pの最期の頃・・

2014-10-25 19:00:00 | 10年前の足あと

今から10年前には、JR貨物の高崎区に所属していたEF65の撮影にP型に出ている。この年の12月に高崎区でEF65P型を並べた撮影会が開催されているから、今にして思えば最期の花道ということになろうか。

この日、稼働中の539号機と541号機に特製のHMが掲げられ、両機とも区間貨物列車に充当された。ここでは、渋川で発車準備中の541号機を掲載。JR職員の並々ならぬ機関車に対する愛着が伝わってくる反面、我々世代だと、伝統と憧れの65P型特急色が地味な貨車を牽く姿は、どこか耐えがたい気持ちになることも事実だ。それもこの日は、タキ1両と何とも寂しい思いがしたことを思い出す。

***********************

2004(H2004)-10-29    8460レ    EF65541         JR東日本/上越線:渋川