アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

格調高いボンネット特急「ひばり」~485系

2020-08-21 19:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

先日、151系特急電車の模型を手にする機会があった。1/87のモデルだったが、とても精密に表現されていて、直接手で触ることもままならないような出来。昔三鷹のトリオ商会や西荻のニットー教材に行き、よだれを垂らしながらウィンドーを見ていたモデルとは全く別次元の製品だった。車内設備はもちろん、窓枠の縁取りにまで色が入っていてびっくり。高価な値付けも納得してしまった。この歳になって、色々周りから刺激をもらい、小さな野望がいくつか出来てしまったが、鉄道模型も捨てきれぬ夢の断片。いつか現実になるものだと信じて前を見ていきたい。

ボンネット特急ということで、また古い画像の中から東北特急「ひばり」を掲載しておく。「ひばり」という名は、現在は残っていないようだが、当時東北線の代表特急列車は、「ひばり」ではなかったか。最大15往復の大所帯だった列車だが、新幹線開業とともにあっけなく廃止され、思い出の列車となった。「ひばり」も、全てがボンネットということはなく、クロ先頭のボンネット編成もあれば、貫通型200番台、非貫通型300番台、耐寒構造の1000番台までバリエーションに富み、毎時運転されていたにもかかわらず飽きることが無かった。今でもアントンKは、485系電車では、このボンネット型でシンプルな文字だけのマーク掲出がお気に入り。いつ見ても気品があり格調が高かったのである。

1980-03-27  1001M ひばり1号  Tc481-20  東北本線:北白川付近