アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF66 ブルトレの軌跡

2018-08-11 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

ブルトレも3回目はEF66けん引の画像で締めくくりたい。

あえて似た画像を並べてみたが、こうしてみると貨物機でありながら、特急寝台の先頭に立っても様になっている。いやむしろ他形式より格調高く見えてしまうのはアントンKだけだろうか。長い間見慣れてしまったことも要因だろうが、長い24系25形を牽く姿は、ロクロクとしてもベストの被写体に思えてくる。ここ真鶴も、今では随分ファンが集まると聞いているが、当時はすっきりと列車を捕らえることができ、現状のような街中の雰囲気はなかった。

1990-01-25   8ㇾ  EF6655  富士   JR東日本/東海道本線:真鶴付近


ED75 ブルトレの軌跡

2018-08-10 19:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

 

JR化目前の85年、九州内のブルトレにヘッドマークが復活、翌86年になり全国のブルトレけん引の機関車にヘッドマークが復活した。常にヘッドマークが装着されていた東海道スジに加えて、装着区間が全国に広がり、当時のアントンKは嬉しい悲鳴を上げていた。それまでに一応全国でブルトレ撮影は終えていたが、ここへきて全て撮り直し、振出しに戻ったのだ。あれから30数年の時間が経ち、残された画像を振り返ってみると、今さらではあるが、色々心に引っかかることも数多く未熟さを悔いている。まあ今後も同じことの繰り返しなのだろう。身の丈にあった趣味活動で精進したい。

今回はED75のブルトレということで、特急「ゆうづる」を掲載。北東北には他にも「あけぼの」や「日本海」がED75けん引で走っていたが、一番の存在感があったのは何と言っても「ゆうづる」だろう。多客臨による機関車回送を兼ねたED75重連「ゆうづる」を狙いによくみちのくを目指したことは今や懐かしい思い出となった。当時はまだブルトレに関してはEF81を寄せ付けず、奥羽線でもしっかりED75700番台がブルトレを牽いていたが、アントンKの好みでは、後期型の700番台より、やはり特急けん引用1000番台の方が相応しく思えてしまう。ただしED75「ゆうづる」は天気に恵まれなかったことが多く、よってカラーのカットが少なく残念。この日も天気予報に反して、今にも泣きだしそうな天候の中の撮影となってしまった。

1986-08-20    5ㇾ ED751018  ゆうづる5号  東北本線:小繋-小鳥谷


EF65PFブルトレの軌跡

2018-08-09 17:00:00 | 鉄道写真(EL)

東海道本線からブルートレインが廃止されてもうすぐ10年の歳月が流れる。(2009年3月廃止)恐ろしいほどに、時間の経過が早いのだが、改めて東海道ブルトレの歴史を振り返ってみると、機関車は、EF66けん引時代が一番長いことになる。(約22年間)アントンKが憧れて最初にカメラを向けたEF65P型は13年、自分が撮影に切磋琢磨した時代は65PFで、九州ブルトレとしては7年間と一番短かった。もともと特急貨物用で製造されたEF66が一番長くブルトレの先頭に立った訳だが、その間の国鉄が解体や、社会生活の変化が、結果として多大な影響を与えたのかもしれない。

一番撮影機会が多かったのは、やはりEF66けん引時代だろうが、色々な思い出が多いのはEF65PFの方だ。機材もそのほとんどがフィルム時代とダブり失敗も多かった。日進月歩とともに列車自体が衰退してしまったなんて何とも皮肉なものだ。

掲載写真は、夏場によく通った新子安で撮影した特急「瀬戸」。九州ブルトレがEF66に代わっても、「瀬戸」や「出雲」は廃止になるまでEF65PFけん引を保った。

1998-05-31   10ㇾ  瀬戸 EF651110    JR東日本/東海道本線:新子安付近

 

 


鉄道がつなぐ友たち

2018-08-07 18:00:00 | 鉄道写真(EL)

今日は久しぶりに気温が下がり、暑いだけで疲れ切った身体も一瞬ではあるが一息つくことができた。こんな中、仕事の合間にいつものお仲間との鉄分補給、過去の写真で栄養補給、といった具合。この気持ちの切り替えこそ、アントンKには必須アイテムであり、好きな音楽を聴くのと同様、密度の濃いリフレッシュできる時間となる。そしてこんな時に限って、申し合わせてもいないのに、次々とお仲間たちが顔を出すのだから、たまらない。思いもよらず、楽しいひと時を味わったのだ。

今回は大いなる刺激を受けて、そして今年は拝めることを祈念してEF5861の写真を掲載。もう20年以上前の画像だが、今日集まってきたお仲間は、それぞれの場所でこの列車を撮影していた。当時は見知らぬ仲間が、今こうして当時の話に花が咲く、まさに鉄道が繋ぐ友。レールの先の友情。そんな想いになった。

1997-01-04 9634ㇾ  EF5861  メモリアルサロンEXP.東京     JR東日本/御殿場線:下曽我付近

 


EF65F型の軌跡

2018-08-06 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

EF65と言えば、国鉄型の代表的な直流電気機関車ではあるが、高い性能をもっていたからか、製造年月が長いからか、形態分類すれば多岐に渡ってしまう。現在現役で見られる機関車は、特急旅客用の501号機。それに貫通扉のついた1000番台(2000番台)のPF型ということになるが、ここでは、500番台の姉妹機と言える特急貨物用のF型を取り上げる。

EF66がデビューするまでの短期間ではあったが、東海道線の特急貨物フレートライナー用に製造された65F型だが、アントンKはその当時の姿には間に合わなかった。重連総括で長大なコキをけん引する姿は、さぞ魅力的だったことだろう。JR化後、EF15に代わって大量にEF65が高崎に集結し、それまで東海道で余生を送っていたEF65F型も一手に集まり、関東圏の貨物列車の任に当たったのだ。

掲載写真は、高崎区に集まった当時の高崎線のオイル列車。P型もF型も共運用だった当時、この列車でF型が先頭に立つと俄然燃えた若き日。総括運転ではないものの、F型が先頭で重連になるだけでも見ごたえがあった。

1988-02-04    5780ㇾ  EF65519+509   JR東日本/高崎線:新町付近