アルス ノヴァ ウインドシンフォニーBlog!!!

埼玉県さいたま市を拠点として活動している吹奏楽団の活動記録です!

11月3日

2013年11月03日 | Weblog
最近、さいたま市文化センターで練習する事もあるんですが、
このホールが経ったのが1985年。よくよく数えてみれば、もう28年前の事です。
いやいや、懐かしい。

練習室の天井を撮ってみましたが、結構な劣化が見られます。
やれやれ、俺にもガタが来るわけだ。

今回の定期演奏会では、第13回定期での『二つの交響的断章』に続き
ネリベル作品の『トリティコ』を取り上げます。

アルスでは過去にも、ネリベルやらマクベスやらC.ウィリアムズやら、
吹奏楽では古典扱い(とは言っても、1950~70年代の作品ですが)となった曲を積極的に演奏してます。
こういう優れた作曲家の吹奏楽オリジナル作品に触れられるのは、
非常に貴重な体験であり、意味のある事だと個人的には思ってます。

『トリティコ』は読んで字のごとく「三部作」という意味です。
何も考えずに曲だけを聴くと、あたかも「現代音楽風」に聴こえなくも無いんですが、
突拍子もないリズムやフレーズを羅列してるわけではなく、
登場するフレーズは必ずどこかに関連していて、
テーマは楽章をまたいで再現されています。

三面鏡の前に立つ自分を想像してもらえば分かりやすいかも知れませんが、
正面の鏡には自身の正面、つまり、自分の姿のメインが映ります。
左右の鏡には自身の側面、つまり、自身の対称の姿が映ります。

ただし、人間は必ずしも完全に対称ではなく、
耳の形や目の位置、髪型など、左右で少しづつ違いますよね。
でも、正面と左右を合わせた姿が「自分」です。
『トリティコ』とは、そういう曲なんですね。


…………よく分かりませんか?

でしたら、ぜひ、ご自身の耳で確かめてみて下さい。

11月17日(日) 埼玉会館 大ホール 13:30開場 14:00開演です。
インターネット招待券もご用意しておりますので、ぜひぜひ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする