2005年製作 アメリカ 95分 日本未公開
「フォーチュン・クッキー」のマーク・ウォーターズ 監督のラブコメ。
原作はフランスの作家マルク・レヴィの『夢でなければ』
サンフランシスコの病院に勤務する仕事一筋のエリザベス(リース・ウィザースプーン)は、昇進が決まったある夜、交通事故に遭ってしまう。一方、数ヶ月後、賃貸に出されていた家具付きのマンションを気に入り住み始めたデヴィッド(マーク・ラファロ)の前に、突然見知らぬ女性が現われる。彼女こそ、その部屋の前の持ち主のエリザベスだった。自分を追い出そうとする彼女に困惑するデヴィッドだったが、やがて彼女の姿が自分にしか見えないことに気づいて・・・。
坂の町、サンフランシスコの情緒たっぷりなロケーションや、造園設計士というデヴィッドの職業が生かされた庭園の美しさが、ファンタスティックな要素を盛り上げてくれる。
仕事一筋で恋も知らないまま、突然の事故で昏睡状態になったヒロインが霊となって、デヴィッドと恋に落ちると言うストーリーはロマンスの王道だけれど、霊であるエリザベスがあまりにもキュートで、デヴィッドとの掛け合いも面白くて飽きさせない。「キューティ・ブロンド」でラブコメの女王の冠を戴いたリースの演技が光っている。
妻を突然亡くして生きる希望を失っている傷心のデヴィッドは、ヒロインと出会ったことで、自分を取り戻していくし、彼女にとっても今までの生き方を考え直すきっかけになるという展開は、ただの甘いロマンスだけでない人生訓も含んでいる。
何故エリザベスの姿がデヴィッドにしか見えないのか、その理由と二人の意外な接点が明らかになる病院での山場は可笑しさと切なさが上手く合わさっている。
DVDに入っている未公開シーンの、もう一つのラストにならなくて良かったわ。
デヴィッドの親友の精神分析医や、オカルト書店の青年(「バス男」のジョン・ヘダー)、エリザベスの姉(監督の妻)、同僚でライバルの医師など、個性的な脇役も面白い。
「フォーチュン・クッキー」のマーク・ウォーターズ 監督のラブコメ。
原作はフランスの作家マルク・レヴィの『夢でなければ』
サンフランシスコの病院に勤務する仕事一筋のエリザベス(リース・ウィザースプーン)は、昇進が決まったある夜、交通事故に遭ってしまう。一方、数ヶ月後、賃貸に出されていた家具付きのマンションを気に入り住み始めたデヴィッド(マーク・ラファロ)の前に、突然見知らぬ女性が現われる。彼女こそ、その部屋の前の持ち主のエリザベスだった。自分を追い出そうとする彼女に困惑するデヴィッドだったが、やがて彼女の姿が自分にしか見えないことに気づいて・・・。
坂の町、サンフランシスコの情緒たっぷりなロケーションや、造園設計士というデヴィッドの職業が生かされた庭園の美しさが、ファンタスティックな要素を盛り上げてくれる。
仕事一筋で恋も知らないまま、突然の事故で昏睡状態になったヒロインが霊となって、デヴィッドと恋に落ちると言うストーリーはロマンスの王道だけれど、霊であるエリザベスがあまりにもキュートで、デヴィッドとの掛け合いも面白くて飽きさせない。「キューティ・ブロンド」でラブコメの女王の冠を戴いたリースの演技が光っている。
妻を突然亡くして生きる希望を失っている傷心のデヴィッドは、ヒロインと出会ったことで、自分を取り戻していくし、彼女にとっても今までの生き方を考え直すきっかけになるという展開は、ただの甘いロマンスだけでない人生訓も含んでいる。
何故エリザベスの姿がデヴィッドにしか見えないのか、その理由と二人の意外な接点が明らかになる病院での山場は可笑しさと切なさが上手く合わさっている。
DVDに入っている未公開シーンの、もう一つのラストにならなくて良かったわ。
デヴィッドの親友の精神分析医や、オカルト書店の青年(「バス男」のジョン・ヘダー)、エリザベスの姉(監督の妻)、同僚でライバルの医師など、個性的な脇役も面白い。