田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

自分と向き合う

2008年10月28日 | 日記
前日のブログでONEWAYの作風を自己解説してみましたが、
荒木道成とゆう役者の自己解説を試みると・・
とてつもなくコメントに困ります。
まあ、そんな事わざわざせんでもええやん。とも思うのですが、
再始動に向けて、色々と考えたいところです。
セルフプロデュース的な発想を今まで以上に強く持ちたいのです。

セルフプロデュースって難しいです。
自分をいかした活動スタイルを模索するのもひとつだし、
必要に応じて自分を改造するのもありですね。
この辺の話は制作とも絡んでくることなのでとにかく重要なのです。

メソッドのレッスンを受けて色々思いました。
堀本さんの映像作品に出演して色々思いました。
石田監督と再会して色々思いました。
10年前の深夜番組を見て色々思いました。
自分に対してダメ出ししたいことがチョモランマぐらい山積みです。

さて、

堀本さんのDVDが間もなく僕の手元に送られて来ます。
恐怖!!
これを見て今後の指針の参考にさせて頂こう。
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時代と向き合う

2008年10月28日 | 日記
再演に向けてまず過去の台本の洗い直しをしている訳ですが・・
かなり行き詰っております。
今このブログを書いてる時点では随分と気分は解消されてますけど(笑)。


ONEWAYTRIPの作風を僕なりに解説するなら・・

『平成の不況。リストラにあったり会社が斜めに傾いたりで、
何かと大変なんだけどそこを何とか持ち応え、
不平もあるし喧嘩もするけど結局みんな心優しく仲が良い。
主人公はいつも夢と現実のギャップに悩んでは不器用に葛藤する日々。
やがて仲間に背中を押され順風満帆じゃないけど一歩前進する。
そんな平成版人情喜劇のONE WAY TRIP。』

と、こんな感じだろうか。

リストラされたサラリーマンが復活するまでを描いた『夕焼けのブルー』。
この本を書いたのは2001年のこと。
あれから7年。
この短い間に世の中の景気や状況はさらに大きく変わりましたね。
年金、福祉、医療、育児、教育、環境、経済、雇用・・
ありとあらゆる大切なことに『問題』の2文字がついてまわります。


そんな日常生活をモチーフにして、はたして僕は喜劇を描けるだろうか?
って思うのです。
それどころか、喜劇なんてやってる場合やろか?とも。


『こんな時代やからこそONEWAYの芝居にも意味があるんやで。』
そう言ってくれる人達もいます。めちゃくちゃ有難いです。

とにかく僕は劇作家として、ちゃんと社会や時代と向き合わねば。
別に社会派メッセージが売りじゃないし、そんな気はまったくないですけど、
小さな小さな日常世界をもっと丁寧に描きたいって思うのです。
演技者としてもしっかり内面を掘り下げたいし、
作家としても演出家としても同じこと。
その上で、やっぱりほんわかっとした喜劇がしたいです。

しっかりと取り組みます。知恵熱にうなされてますけど。




P.S 水面下で頭から湯気の僕ですが、嬉しい舞台出演のお知らせもあります!
近々ブログで発表しますのでお楽しみに~♪
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