田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

今日一番のラブ

2009年03月11日 | 日記
本日も夕方から大阪城公園で歌の練習をしました。
前回と同じ場所へ行くと、何となく人通りが多かったので、
広い公園の中を歩いて落ち着ける場所を探すことに。
大きなグランドの端っこの植え込みに座り込んで、
ギターを弾きながら練習を開始しました。

練習を始めてしばらくすると、
向こうの方で野球をしてた子供が1人やって来て、
僕から着かず離れずの微妙な距離に腰を掛けます。
内心やりにくいな~と思いつつ、
「何?聞きに来たん?」
と訊ねてみると、
「え、なんか・・やってるから・・それで。」
とシドロモドロ。
「練習中やし、下手くそやで。ちょっと煩くするけどいい?」
と言うと、
「あ、どうぞ・・聞いてますので。」
と返事が返ってきたので、そのまま『ラブ』とゆう曲を歌いました。
途中で、その子の友達らしい子供達が4、5人集まりだして、
僕をぐるりと囲み、何か異様な光景になったのですが、
歌い終わると子供達が拍手をしてくれました。
「何年生?」
と訊ねると、
「いや、その・・中1です。」
「あ、ごめん。なんか子供扱いしてしもて。」
「いえ、いい歌でした。ありがとうございました。」
「こちらこそ、ありがとう!」

がさつさと、切なさと、生意気さと、繊細さを兼ね揃えている男子。

今日一番のありがとうでした♪



で、これが『ラブ』の歌詞です。
中1男子の心にどう響いたのでしょうね。




ラブ  

目を閉じて耳を澄ましてほら
唄をうたって好きな色描いて
君はもう辿り着いたの?
あの頃目指してた世界へ

手をつないで息を切らしても
夢の中でしか今は逢えないんだけど
君はまだ可愛い笑顔
どこかの誰かさんにだけ見せているの?

あぁ、空は遠く高く果てしのない道を
それぞれに映すけど
あぁ、今も僕は君のこと好きだなんて
誰にも言えないし言いたくないし
言える訳もないし・・・

目を閉じて耳を澄ましてほら
君のことだけをどうか幸せを
ラララ・・・

君の声 君の影
キャンドルライトの中揺れていた

あぁ、今も記憶は思い出に変わらないよ
川辺りの散歩道
藍色のチェック 君がくれたこのマフラーも
一人じゃ巻けないし巻きたくないし
負けるもんか僕は・・・ 
 
地球は回る僕はここにいる
宇宙って広いんだろう?君はどこにいる?
それはラブ それはラブ
それは何なのかな・・・
 
たぶんラブ  
コメント
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