田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

本番前日!

2009年07月24日 | 日記
本日は仕込み(^_^)

でも、午後からのスタートで気分は少しのんびりです。

このまま落ち着いて穏やかに今日を過ごし、
明日の初日を迎えたいな。

昨夜、寝る前にふと新しいアイデアが。『この場面で、こんなふうに演じてみよう。』とか、
『舞台上での目線や姿勢を気をつけよう。』とか。

貪欲に貪欲に、芝居のことを考えながら、
ステージを組み上げます。

今日を素晴らしい1日にして、明日に繋げたいです。

皆様、是非ともお越し下さいませ(^_^)



commondays 天望タワー
7/25(土)~28(火) at ロクソドンタブラック
前売り2000円(日時指定) 当日2300円
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芝居の神様

2009年07月24日 | 日記
舞台の上には神様がいる。

そんなことを実感したのは、もう何年も昔のこと。

まだ若くて、経験も浅く、不安に潰されそうな頃だった。

『舞台の上には神様がいる。』

例えば、照明、音響、小道具、大道具、衣装、メイク道具・・・

全てが役者の味方になってくれる。

舞台の上にあって、芝居の邪魔をするものなんて何ひとつないことに気付いたのだ。

『全てが芝居の為に存在している空間としての舞台。だから、舞台には芝居の神様がいる。』

それは自らの自信の無さを誤魔化す為の方便だったかも知れない。

でも、僕は本気でそう思って救われたのである。

舞台とゆう空間に存在するものは、全て芝居に対して絶対に協力的なのだ。

しかし、

この世で一番不安定なものが、舞台の上にひとつだけある。

それは人の心。

弱気になる。投げやりになる。いい加減になる。邪悪になる。天狗になる。

40歳を目前にしても、僕とゆう人間は不安定だ。

安定とゆうことに関しては、

照明や音響の機材、小道具、大道具を繋ぐビス、メイク用のどうらんにも劣るのである。

舞台上にあって最も非力なもの、それは役者だ。

しかし、

唯一、最上級の特権を与えられているのも役者である。

輝いたなら輝くのである。

天使にもなれるのである。

もう一度言おう。40歳を目前にしても、僕とゆう人間は不安定だ。

生きれば生きるほどに不安定だ。

正直に告白しよう・・芝居の神様にすがりたい。

でも、

僕がどうであれ、芝居の神様は絶対なのだ。

だから全ては自分次第なのだ。



芝居に感謝。



そして芝居の神様が、実際に鎮座する場所を僕は知っている。

それは舞台の上ではない。

客席なのだ。
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