今日は2月『第三木曜部』打ち合わせだったのですが…
色々ありました。
なんと地下鉄堺筋線で事故。
移動しながらツイッターで中継していたのですが、
もう一度まとめてみたいと思います。
そのことに気付いたのは地下鉄堺筋線天神橋筋六丁目駅のホームに降り立ってからだった。
谷町線天神橋筋六丁目駅のホームから、
乗り換えの為に堺筋線のホームに行くと何やら焦げ臭い匂いが充満していた。
なんとなく白く煙っているようにも感じたのだが、それは気のせいだろうか。
車両故障の為、運行が止まっていたのだ。
そう言えばさっき谷町線の車内で何かアナウンスをしていたようだったが、
うっかり聞き落としてしまったのだ。
とある推理小説を夢中で読んでいたのが原因だ。
『鍵の掛かった男』鹿内が的確な質問を浴びせている場面だった。
やれやれホームで立ち往生かと思っていたら、
日本橋と逆方向の電車が来た。
少々遠回りだが淡路→梅田→難波のルートを選択する。
のんびり屋の私にしては珍しく機転をきかせた、つもりだった。
まるで大阪市営地下鉄に精通した彼の推理作家のようだと、
一人で勝手に思いながら少し誇らしげでもあった。
しかしその電車もなかなか発車しない。
「ちょっと待てよ、谷町線で東梅田に出て難波に移動する方が早いではないか」
と思ったその時、無常にも扉が閉まり私は淡路方面に運ばれて行った。
これではまるで迂闊が服を着て歩いているような男じゃないか。
淡路に着くと天下茶屋行きの列車が入って来た。
どうやらこうしているうちに堺筋線の運行が再開されたようだ。
結局、淡路から地下鉄堺筋線で日本橋に向かう。何をしていることだか。
しかし電車は駅ごとに長々と停車し遅々として進まない。
南森町でしびれを切らし地下鉄谷町線に乗り換えて東梅田に出るルートを選ぶことにした。
車両を降りてホームを少し歩いたところで、やや煽り気味なアナウンスが響く。
「堺筋線、只今発車致します」
優柔不断な私は車両に戻った。
しかしなかなか電車は動かない。
「信号待ちです」
ここで私は流れに身を任せることを決意する。
その堺筋線が再び運行を止めたのは堺筋本町駅に着いてからのことだった。
微妙な位置だ。
中央線で本町、本町で御堂筋線に乗り換えて難波に出る以外にない。
しかし中央線がなかなか来ない。
ホームは人で溢れて一度に乗り切ることが出来ず、
やっと来た電車を1本見過ごすことになってしまった。
寿司詰めの車内では誰一人イライラした顔をしておらず、
「こんなこともあるさ。冷静に最短距離の遠回りをしましょう」
と無言で確かめ合っているような空気だった。
少なくとも私が見渡せる範囲の話ではあるが車内は穏やかで、
どこか懐かしい連帯感のようなものを感じたのは事実だ。
…なんてことをこんな時に考えている私は、のん気だ。
今頃カフェベローチョで皆が待っている。
難波駅の改札を抜け階段を駆け上った。
地上に出ると地下鉄の事故のことなど知る由もないミナミの街。
密かに地底人になったような気分だった。
う~ん…僕は小説家にはなれませんね。
さてさて、
『第三木曜部』の打ち合わせはトントンと進みました。
ゲストの辻さんから面白いアイデアが飛び出しましたよ!
2月『第三木曜部』、今までになかった画期的な企画が…
でもそれは会場にてのお楽しみ♪
予告動画、ご覧ください(^-^)
今月も楽しみましょう!
皆様のご来場、お待ちしております☆
ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

【日時】2/16(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク付き)
【会場】かつおの遊び場
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie ゲスト:辻登志夫
色々ありました。
なんと地下鉄堺筋線で事故。
移動しながらツイッターで中継していたのですが、
もう一度まとめてみたいと思います。
そのことに気付いたのは地下鉄堺筋線天神橋筋六丁目駅のホームに降り立ってからだった。
谷町線天神橋筋六丁目駅のホームから、
乗り換えの為に堺筋線のホームに行くと何やら焦げ臭い匂いが充満していた。
なんとなく白く煙っているようにも感じたのだが、それは気のせいだろうか。
車両故障の為、運行が止まっていたのだ。
そう言えばさっき谷町線の車内で何かアナウンスをしていたようだったが、
うっかり聞き落としてしまったのだ。
とある推理小説を夢中で読んでいたのが原因だ。
『鍵の掛かった男』鹿内が的確な質問を浴びせている場面だった。
やれやれホームで立ち往生かと思っていたら、
日本橋と逆方向の電車が来た。
少々遠回りだが淡路→梅田→難波のルートを選択する。
のんびり屋の私にしては珍しく機転をきかせた、つもりだった。
まるで大阪市営地下鉄に精通した彼の推理作家のようだと、
一人で勝手に思いながら少し誇らしげでもあった。
しかしその電車もなかなか発車しない。
「ちょっと待てよ、谷町線で東梅田に出て難波に移動する方が早いではないか」
と思ったその時、無常にも扉が閉まり私は淡路方面に運ばれて行った。
これではまるで迂闊が服を着て歩いているような男じゃないか。
淡路に着くと天下茶屋行きの列車が入って来た。
どうやらこうしているうちに堺筋線の運行が再開されたようだ。
結局、淡路から地下鉄堺筋線で日本橋に向かう。何をしていることだか。
しかし電車は駅ごとに長々と停車し遅々として進まない。
南森町でしびれを切らし地下鉄谷町線に乗り換えて東梅田に出るルートを選ぶことにした。
車両を降りてホームを少し歩いたところで、やや煽り気味なアナウンスが響く。
「堺筋線、只今発車致します」
優柔不断な私は車両に戻った。
しかしなかなか電車は動かない。
「信号待ちです」
ここで私は流れに身を任せることを決意する。
その堺筋線が再び運行を止めたのは堺筋本町駅に着いてからのことだった。
微妙な位置だ。
中央線で本町、本町で御堂筋線に乗り換えて難波に出る以外にない。
しかし中央線がなかなか来ない。
ホームは人で溢れて一度に乗り切ることが出来ず、
やっと来た電車を1本見過ごすことになってしまった。
寿司詰めの車内では誰一人イライラした顔をしておらず、
「こんなこともあるさ。冷静に最短距離の遠回りをしましょう」
と無言で確かめ合っているような空気だった。
少なくとも私が見渡せる範囲の話ではあるが車内は穏やかで、
どこか懐かしい連帯感のようなものを感じたのは事実だ。
…なんてことをこんな時に考えている私は、のん気だ。
今頃カフェベローチョで皆が待っている。
難波駅の改札を抜け階段を駆け上った。
地上に出ると地下鉄の事故のことなど知る由もないミナミの街。
密かに地底人になったような気分だった。
う~ん…僕は小説家にはなれませんね。
さてさて、
『第三木曜部』の打ち合わせはトントンと進みました。
ゲストの辻さんから面白いアイデアが飛び出しましたよ!
2月『第三木曜部』、今までになかった画期的な企画が…
でもそれは会場にてのお楽しみ♪
予告動画、ご覧ください(^-^)
今月も楽しみましょう!
皆様のご来場、お待ちしております☆
ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

【日時】2/16(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク付き)
【会場】かつおの遊び場
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie ゲスト:辻登志夫