田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

持論音論 ~神戸を歩く~

2018年11月06日 | 日記
昨日の記事「ORANGE」に引き続き神戸のお話。

僕は昔から神戸に対してほのかな憧れを抱いていました。
でも、その憧れの原因が何なのか、いまひとつ自分でも分らなかったんです。
大阪と比べると神戸の方が何となく品があってお洒落な気がするのですが、
そもそもなぜそんなことを感じるのかも分らない。
とにかく僕にとって神戸の街は謎に包まれた世界なのです。


※阪急神戸三宮駅、高架下の飲み屋街。


※こんな風景、こんな雰囲気が好きです。


冷静に考えて大阪と何が違うのかと言えば、
特別変わったものなんてないんですけどね。
ふと思ったのは「旅行気分」ってやつかな?と。
基本的に出不精な僕は仕事や用事がない限りどこにも出掛けない。
だから余計に神戸あたりまで足を伸ばすと完全に小旅行気分です。
この気分のせいで何気ない風景が特別なものに見えるのかも知れませんね。


※駅の中、人気のない空間。


※布屋さん。

他府県から大阪にお芝居を観に来てくださるお客様も、
こんな気分で関西の街を歩いているのかなと思うと、
なんだか、あらためて有難い気持ちになりました。


少し早めに家を出たので街をぶらぶら。
新神戸に着いてもまだ時間があったのでお食事を。


※自分の心に素直になって昼間からビール!!


※とんかつ定食、美味しかったです。

観劇前にビールを飲むだなんて、
今までの自分には絶対に有り得ないことでした。

でも、

なぜだかこの日は、そんな小さな贅沢をしたくなったのです。
今この瞬間の幸せを実感しておいりました。
何とも心が落ち着く1日でした。



※劇場ロービーからの景色。

オリエンタル劇場に着いてから開場までの時間、
ロビーのカウンターに腰掛けて窓の外を眺めていたら…
突然分ったんです、神戸に対する憧れの正体が。

それは、





でした。

僕がずっと感じていた大阪と神戸の違い、それは音の違い。
神戸にも賑やかさはありますが、
大阪の喧騒と何かが違う。
たぶん耳に入ってくる音に含まれている成分が違うんだと思いました。
大阪生まれ、大阪の育ちの僕ですが、大阪の街の喧騒が大の苦手。
静かな場所を探したいけど、
静かな場所なんてどこにもない。
でも神戸に来ればあるんです、僕にとっての静かな世界が。

これが憧れの正体だった…たぶんだけど。


また一人でぶらりと神戸に行きたいな。
何をする訳でなく、ぼんやりとした時間を求めて。


コメント
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