田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

舞台のアリス

2016年05月08日 | 日記
ミステリーイベント『あるいは四風荘殺人事件』。
あらためて終わったな~、と実感しております。

個人的には色んなことと平行しながら、
タイトなスケジュールの中でバタバタとリハーサルに参加し、
一気に本番に突入した印象があるのですが、
それでも本番前と本番中は、しっかり舞台だけに集中出来ましたので、
とても恵まれた環境でのお芝居となりました。

3月後半に少し体調を崩しまして、
体力面に少し不安はありましたが、
2日間4ステージとも元気に演じることが出来てとても嬉しく思ってます。
リハーサルではヘトヘトでしたけど(^^;

短い期間に少ない時間の稽古だったので、
体力が持ったのかも知れませんね。
リハーサルしながらスタミナがついて、
本番では思う存分に暴れる(?)ことが出来ました。
この演目、アリスは本格ミステリーについてパワフルに吠えますので…(^^;
それと会場が広くていっぱい動きまわりますしね、
とにかくアリスは体力勝負でした。


※片桐さんとアリス。


※そこに火村が合流。


さて、

件のドラマがありまして、

有栖川作品とは?
ミステリーとは?
脚本・台本とは?
ドラマとは?
舞台とは?
役者とは?

と、あらためて考える機会を得ました。
考え出すときりがないです。
ずっとずっと考え続けてしまいます。
今の僕がこのブログに綴りたい思いがあるとすれば…

「役者(あるいは僕)にとっては台本が最重要」

ということでしょうか。

僕は一読者として有栖川先生のファンですので、
自分が演じない限りは原作が全てです(^^;
でも演じることが決まった瞬間から、
原作は僕にとって仕事上の“資料”になります。

P・T企画さんは、とても原作を大切にしておられて、
有栖川作品の世界観に対してとても配慮なさってますし、
本格ミステリーに対するリスペクトや造詣がとにかく深い現場です。
なので“資料”だなんて言いましたが、
原作はまさに宝の地図、偉大なるソースです。

そんなことを踏まえた上で、
「役者(あるいは僕)にとっては台本が最重要」なんです。

読むだけじゃなく、感受するだけでなく、
舞台上で表現するのが役者の役目ですからね。
台本という名の海に飛び込み、舞台で泳ぐのであります。


今回、僕のアリスはどんなふうに泳いでいたのか?


ああ、アリスのことを書くと長くなる(^^;


という訳で次回に続きます。
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