お地蔵さんのお話

８月も後半。今年も暑さが厳しいですが、皆様、夏の疲れは出てないでしょうか？

僕はお陰様で元気な夏です(^-^)
去年は身体ぶっ壊しましたから、それを思えばとても幸せです。

さて、地蔵盆ということで今日はお地蔵さんのお話を。


実は僕が生まれ育った家にはお地蔵さんがいらっしゃいました。
家にお地蔵さん？ちょっと珍しいかもですね。

何でも昔々、僕の曾お爺さんが家に持って帰って来たらしいんです。
曾お爺さんの時代ですから、かなり昔ですね。
職場近くで用を足してた場所があったらしんですが（お行儀の悪い話でごめんなさい(^^;遠い昔のことなんで、お許しを）、
ある時、その周辺に落ちてた石にお地蔵さんの姿が浮かび上がってることに気付いて、「うわ～！！えらいこっちゃ！なんて罰当たりなことしてしもたんや～！！」と血相を変えて持ち帰っって来たとか。

でもね、家族や近所の人がその石を見ても、
「お地蔵さん？…そうかな？そうは見えないけど」
って感じだったそうなんです。

僕の幼い記憶の中にも、あんまりお地蔵さんらしくない石の面影が。
と言うか、ゴツゴツした石の表面が「ちょっと怖い…」って思ってました(^^;

その後、色々と事情があって我が家は引越し。
お地蔵さんと一緒に暮らせなくなってしまいました。
故あって今は大阪の大東市にある『野崎観音・慈眼寺』さんの境内にいらっしゃいます。



※写真は先月。お供え物を置く台が傷んでいたので取替えに行った時に撮影。
今月になって親戚のおじさんがステンレスの台に新調してくれました♪


※お地蔵さん、アップ。アンパンマンみたい？

「お地蔵さんに見えない？」「ゴツゴツした表面がちょっと怖い？」

いえいえ、どこから見てもお地蔵さんだし、まん丸すべすべ。
昔はこんなにはっきりとした輪郭がなかったように思うのですが、野崎観音さんにお世話になり始めた頃から少しずつこのような姿が浮き上がって来たような気がするんです。
雨、風で偶然にこうなったのか、或いは僕の記憶が間違っているのか？
ちょっと不思議な話ですが、数年後に目、鼻、口なんかがもっとはっきり出てたら嬉しいですね。

ともあれ幼年期から少年期にかけて一緒に暮らせたこと感謝してます。
いつまでも人々をお守り下さいm(_ _)m

お近くに立ち寄られた時は、是非会ってあげて下さい。お地蔵さんも喜ぶと思います。
本堂左の坂道を上ると、ちょこんと座ってはります(^-^)