昨日は『月の静かな夜のこと』の稽古でした。
前回は物語の導入部を入念にチェック。ここでは姉と弟の絡みが中心となります。昨日はそこから少しずつページを進めて兄の登場から3兄弟の絡みをじっくりと構築。
不思議なもので3回目ともなると、同じ台本なのに解釈や演出プランにどんどん変化が生じてきます。
台本を書いた本人である僕の解釈が変わっていく・・・だからお芝居って面白い、終わりのない旅の様なものですね。
“白血病”“骨髄バンク”とゆうシリアスなテーマと家族愛。
今までも「温かい空気を大切に」「笑えるシーンも大切に」とゆう方針で劇作をしていましたが、過去の2公演をあらためて振り返ると「ちょっと重かったかな・・」なんて反省も。
同じことを同じクオリティで繰り返すことも役者の大切なスキルですが、せっかくのオリジナル作品ですし、再演する度により良く変わっていくことを目指して今回の稽古を進めて行きたいです。
文字だけを追わずに、登場人物達の心をみんなで追いかけて。
※写真は3兄弟。左から風間杜夫、吉岡直子、阿形ゆうべ・・・あ、間違えました、一番左は田中悟です。かっしゃん(阿形)が目を閉じてしまっていますが、これには色々と訳がありまして。機会があればまた後日。稽古頑張ります!
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