普段わりと長~くて印象的な夢を見るんです。ほとんど忘れるんですけどね。
先日、おじいちゃんの夢を見ました。僕が生まれ育った町の神社でおじいちゃんと会う夢でした。
おじいちゃんは僕が2歳になるまでに亡くなったのでほとんど…と言うか、全然記憶にないんですけどね。
なんか、おじいちゃんの夢って良いもんです。ほっこりしますね。
それで、ふと思いたって先週その神社に行ってみたんです。連休だからって訳でもなかったのですが、たまには故郷にも帰っておこうかな?なんて思って。暑かったけど、暑すぎたけど。
神社に行ってみると、祭りの準備中でした。
「そっか、そう言えば僕の誕生日が過ぎたらすぐに祭りやったな~。」なんて思い出しながらお参りさせて貰いました。
帰りに駅前の中華屋さんに寄ってみようかな?と周辺をぶらり。
そこは中学を出てから18歳を過ぎる頃まで働いていたお店。しんどかった思い出が多くて、何となく足も向かず、かれこれ20年以上も顔さえ出してなかったんですけど、ふと立ち寄ってみたくなったんです。
少し緊張しながらお店に近づいて行くとシャッターに『連休はお休みさせて頂きます』の張り紙が。
少し残念なような、どこかほっとしたような。
そこから駅に引き返す途中、幼馴染の家の前を通りました。
街並みのほとんどが変わってしまいましたが、思い出の残像はどんどん蘇りました。
「そうそう、この道を通って遊びに行ってたんやな。この角を曲がる頃にはいつもドキドキワクワクして。って、どんだけ楽しかってん!」なんて思ってみたり。
「この路地で奇跡的な再会が…」なんて多少は期待もしましたが、現実は小説よりもクール。とくに何もなく、僕はそのまま電車に乗って帰路に着きましたとさ。
でもバッタリ会ってもね、お互いおっさんやし気がつかんかも。
でも近々、あの中華屋さんには行ってみようかな?照れくさくてこっそり食べてこそっり帰りそうやけど。う~ん…それってちょっとどうやろ?まあ、気が向けば行ってみようかな。
ある夏の日の出来事でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます