ＣＤを作ろう！

『ちょっとした重大発表！！』でお伝えしましたが、
先日自主制作ＣＤのボーカルレコーディングを行いました。
この夏はコツコツとＣＤの制作に取り組んでいた訳です。
そもそもスタートしたのは、いつのことやら…？ちょっと制作過程を振り返ってみたいと思います(^-^)


まずは今年の前半。
１月に『月の静かな夜のこと』、３月に『英国庭園の謎』、４月にライブ、５月に『スイス時計の謎』と『秘密のレシピ』という感じで、有難いことに舞台人として恵まれたスケジュールを過ごしておりました。

６月になって一瞬の隙をついて東京へ。
ちょっとした刺激と言いましょうか、思うところありまして東京を訪ねました。

そして大阪に帰ってから猛烈に考えた訳です。それはそれは猛烈に考えました（個人レベルでの猛烈さですが(^^;）。『考えてばかりじゃなくて、行動しろよ！』という悪魔か天使か分からない心の声と闘いながら徹底的に自問自答した訳です、これから何をどうしようかと。

暫定的な結論として『詩集』か『ＣＤ』を作りたいと思ったんです。そうそう僕は『詩と歌と芝居の人なんだ！』と。今更ながら。

で、色々と方法論を考えたり、人に相談したり、業者に問い合わせたりと…しかし、そこで壁にぶち当たる訳です。何かをしようと思った時に希望よりもリスクばかりに意識が向いてしまうんですね。

『詩集やＣＤを作ったところで売れる訳でもないやろし、そもそもどうやって作るねん？納得出来る作品が完成するとは限らんやろ？』

『でも、そんなこと言ってたら何にも出来へん』

『でもでも、実際に今ままで公演打っても赤字やないか？結局俺にはプロデュース能力はないんや。表現者としてのクオリティもどやねん？』

とかもう色々と自分の中で毒が噴出する訳です…堂々巡り、負のスパイラル。

この状態から抜け出すって物凄いパワーがいりますね。
そこで思い出したのは、東京を訪れた時にある会社の方からアドバイスでした。

「田中さん、簡単に考えたら答えが出ますよ・笑」

簡単に考えるって難しい～！！(＞_＜)と、空を見上げる梅雨色の６月でございました。


つづく